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JSON-LDを実装する前に確認すべき「クロール可能性」——AI可視性スコアが上がらない本当の理由

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Last updated at Posted at 2026-04-09

はじめに

JSON-LDを実装すればAI可視性スコアが上がる——そう思って構造化データを追加したのに、スコアが想定より低いままというケースが実は多くあります。

原因の多くは**JSON-LDではなく、その前段の「クロール可能性」**にあります。

本記事では、AI Visibility Indexで284社以上のサイトを診断して見えてきた「JSON-LDが無意味になるケース」と、事前に確認すべきチェックリストを解説します。

AI可視性スコアの4つの評価軸

AI Visibility Indexでは、公開WebサイトのAI可視性を以下の4軸で評価しています。

軸 配点 内容
クロール可能性 30点 HTTPレスポンス、robots.txt、noindex、canonicalなど
基本メタ情報 25点 title、meta description、OGP
構造化データ 25点 JSON-LD / schema.orgの実装
記述整合性 20点 企業名・住所・営業時間の一貫性

配点を見るとわかる通り、クロール可能性(30点)が最も高いです。

JSON-LDは25点満点の評価軸ですが、クロール可能性が0点だとJSONがいくら充実していてもスコアは低いままです。

よくある落とし穴:JSON-LDが「読まれない」3つのパターン

1. noindexでJSON-LDごと遮断されている

<meta name="robots" content="noindex, nofollow">

このタグが付いているページのJSON-LDは、検索エンジンにもAIにも届きません。CMSの設定ミスや開発環境のflagが本番に残ってしまうケースがあります。

確認方法:

curl -s https://example.com | grep -i "noindex"

2. robots.txtでクロール対象外になっている

User-agent: *
Disallow: /company/

会社情報ページをrobots.txtでDisallowしているサイトは想定以上に多いです。特に古いCMSからの移行時に残ってしまいがちです。

確認方法:

curl https://example.com/robots.txt

3. canonicalが別URLを指している

<link rel="canonical" href="https://example.com/en/company/">

日本語ページのcanonicalが英語版を指している場合、クローラーは英語版を正とみなします。多言語サイトでよく起きるパターンです。

実際の診断例:スコア10点のリッツ・カールトン東京

284社の診断で最低スコア(10点)だったザ・リッツ・カールトン東京を例に挙げます。

  • HTTPレスポンス:200 ✅
  • robots.txt:Disallowが広範囲 ❌
  • JSON-LD:未実装 ❌
  • title/description:設定済み ✅

世界的ブランドでも、robots.txtの設定次第でAIにほぼ読まれない状態になります。

JSON-LD実装前の確認チェックリスト

以下を順番に確認してから構造化データの実装に進むことを推奨します。

ステップ1:HTTPレスポンスの確認

curl -o /dev/null -s -w "%{http_code}" https://example.com

200以外(301, 403, 404, 500など)の場合はまずそちらを修正します。

ステップ2:robots.txtの確認

curl https://example.com/robots.txt

構造化データを実装したいページのパスがDisallowされていないか確認します。

ステップ3:noindexの確認

curl -s https://example.com/company/ | grep -i "noindex"

レスポンスヘッダーとmetaタグの両方を確認します。

curl -I https://example.com/company/ | grep -i "x-robots"

ステップ4:canonicalの確認

curl -s https://example.com/company/ | grep -i "canonical"

自己参照またはページの正規URLを指していることを確認します。

ステップ5:主要URLの取得可否確認

トップページだけでなく、以下のURLも確認します。

  • /company/(会社情報)
  • /contact/(問い合わせ)
  • /about/(アバウトページ)

これらがクロール可能であることを確認してからJSON-LDを実装します。

推奨するJSON-LDの実装順序

クロール可能性が確認できたら、以下の優先順位でJSON-LDを実装します。

優先度高:Organization / LocalBusiness

{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Organization",
  "name": "株式会社〇〇",
  "url": "https://example.com",
  "address": {
    "@type": "PostalAddress",
    "streetAddress": "〇〇町1-2-3",
    "addressLocality": "渋谷区",
    "addressRegion": "東京都",
    "postalCode": "150-0001",
    "addressCountry": "JP"
  },
  "telephone": "03-1234-5678"
}

優先度中:WebSite(サイト全体の検索ボックス)

{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "WebSite",
  "name": "株式会社〇〇",
  "url": "https://example.com"
}

まとめ

  • JSON-LDより先にクロール可能性を確認する
  • robots.txt、noindex、canonicalは診断の最初に見る
  • 配点で見ても「クロール可能性(30点)>構造化データ(25点)」
  • 世界的ブランドでも設定ミスで最低スコアになることがある

AI Visibility Indexでは、このクロール可能性を含む4軸を自動診断するツールを提供しています。

▶ 無料診断(先着20社): https://ai-visibility-website.pages.dev/#free-scan
▶ ツール: https://ai-visibility-index.streamlit.app/


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