はじめに
ChatGPTやPerplexityなどの生成AIが企業情報を回答する際、
参照しているのは主にWebサイトの構造化データとメタ情報です。
本記事では、AIに正確に認識してもらうための
JSON-LDとmeta情報の実装手順を、
実際のコード例を交えて解説します。
なぜこの2つが重要なのか
AIがWebページを処理する際の優先順位は以下の通りです:
- JSON-LD(機械可読な構造化データ)
- meta description(ページの要約)
- OGPタグ(SNS共有用メタ情報)
- ページ本文(精度が低い)
1と2が整備されていると、AIは企業情報を正確に把握できます。
未整備の場合、本文を自力解析しますが誤認識が増えます。
JSON-LD 実装の基本
Organization スキーマ(最優先)
企業の基本情報をAIに伝えるための必須スキーマです。
全ページの <head> 内に配置します。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"name": "株式会社サンプル",
"url": "https://example.com",
"logo": {
"@type": "ImageObject",
"url": "https://example.com/logo.png"
},
"description": "Webマーケティング支援を提供する会社です",
"contactPoint": {
"@type": "ContactPoint",
"telephone": "03-xxxx-xxxx",
"contactType": "customer service",
"availableLanguage": "Japanese"
},
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"streetAddress": "渋谷区xxx-xx",
"addressLocality": "東京都",
"postalCode": "150-0000",
"addressCountry": "JP"
}
}
</script>
WebSite スキーマ
サイト全体の概要を記述します。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "WebSite",
"name": "株式会社サンプル",
"url": "https://example.com",
"description": "Webマーケティング支援サービスの公式サイト"
}
</script>
FAQPage スキーマ
FAQページがある場合に追加します。
AIがよくある質問への回答を直接参照できるようになります。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "FAQPage",
"mainEntity": [
{
"@type": "Question",
"name": "サービスの料金はいくらですか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "月額¥9,800からご利用いただけます。詳細はお問い合わせください。"
}
},
{
"@type": "Question",
"name": "対応エリアはどこですか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "全国対応しています。オンラインでのご相談も可能です。"
}
}
]
}
</script>
meta description の実装
基本構文
<meta name="description" content="ここに説明文を記載">
効果的な書き方のポイント
| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| 文字数 | 120〜160文字 |
| 含める情報 | 企業名・サービス・地域 |
| 表現 | 具体的・能動的 |
| ページ固有性 | 全ページで異なる内容 |
良い例・悪い例
<!-- ❌ 悪い例: 抽象的で情報が少ない -->
<meta name="description" content="私たちのサービスをご利用ください。">
<!-- ✅ 良い例: 企業名・サービス・特徴を含む -->
<meta name="description" content="株式会社サンプルは東京都渋谷区のWebマーケティング会社です。SEOコンサルティング・コンテンツ制作・Web解析を提供し、中小企業のデジタルマーケティングを支援します。">
OGP タグの追加
SNS共有時の表示だけでなく、AIが情報収集する際にも参照されます。
<meta property="og:title" content="株式会社サンプル | Webマーケティング支援">
<meta property="og:description" content="SEOコンサルティング・コンテンツ制作を提供します">
<meta property="og:url" content="https://example.com">
<meta property="og:type" content="website">
<meta property="og:image" content="https://example.com/ogp.png">
記述整合性の確認
JSON-LDとページ本文で情報が一致していることが重要です。
よくある不整合の例:
# ❌ 不整合の例
JSON-LD の name: "株式会社サンプル"
フッターの表記: "㈱サンプル"
お問い合わせページ: "サンプル株式会社"
# ✅ 整合している例
JSON-LD の name: "株式会社サンプル"
フッターの表記: "株式会社サンプル"
お問い合わせページ: "株式会社サンプル"
AIは異なる表記を別エンティティとして処理するため、
サイト全体での統一が必要です。
実装チェックリスト
JSON-LD
-
Organization スキーマが全ページの
<head>に存在する -
name・url・logoが正確に記載されている -
contactPointに連絡先情報がある -
addressに住所情報がある -
FAQページに
FAQPageスキーマがある
meta情報
-
全ページに
meta descriptionが設定されている - 120〜160文字の範囲に収まっている
- ページごとに内容が異なる
- OGPタグが主要ページに設定されている
記述整合性
- 企業名の表記がサイト全体で統一されている
- JSON-LDの住所と本文の住所が一致している
- 営業時間の表記が統一されている
検証ツール
実装後は以下で確認できます:
- Google Rich Results Test: https://search.google.com/test/rich-results
- Schema Markup Validator: https://validator.schema.org/
自社サイトのJSON-LD・meta実装状況を確認する
本記事で紹介した実装項目の充足状況を、
AI Visibility Index の自動診断で確認できます。
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- クロール可能性・基本メタ情報・構造化データ・記述整合性を100点満点で評価
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