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【初心者向け】NetSuite名称紹介

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こんにちは!株式会社IT働楽研究所の橋口です!
初めてのQiita投稿にワクワクドキドキです :heartpulse:
いろんなことを「やってみたい」と思う性格で、良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽き性です。
Qiitaへの投稿は、今でこそ新鮮な気持ちですが、私自身が飽きないよう、ひいては読んでくださる皆様が飽きないよう、毎回工夫を重ねていけたらなと思っております!
どうぞ、よろしくお願いいたします。

はじめに

この記事では、NetSuiteの特徴的な名称についてご紹介します!
私は入社1年目社員でして、未経験でIT業界に入りました。NetSuiteを触り始めて、「トランザクションってなんだ?レコードと何が違うんだ?」「プリファレンスってなんだ?好み???」となっていました。NetSuite独自の言葉なのか、一般的に使われる言葉なのかもわからないまま、ひたすら調べていました。
「全然わからない」を経験してまだ日が経っていないフレッシュな状態だからこそ、逆に一番寄り添える存在でもあると感じています。NetSuiteを始めたばかりのエンジニア、NetSuiteを導入してすぐのお客様に、この記事を読んでもらえるとうれしいです!

この記事でわかる・できること

  • NetSuiteの、それぞれの名称がわかる
  • NetSuite独自の言葉がわかる

この記事の対象者

  • NetSuiteを始めたばかりのエンジニア
  • NetSuiteを導入してすぐのお客様

早速行ってみよう!!

画面

ホームページダッシュボード・ポートレット

NetSuiteにログインすると最初に表示される画面が「ホームページダッシュボード」。
このダッシュボードには、「ポートレット」と呼ばれるウィジェットがあり、KPI(重要業績指標)、カレンダー、タスク、レポート、リマインダー、保存検索などを自由に配置できる。
ポートレットのカスタマイズにより、業務に応じた情報を効率的に確認できるようになる。

センタータブ(メインタブ)

常に画面の上部にある主要なタブ。ナビゲーションメニューともいう。
「トランザクション」「リスト」「レポート」など、ログインユーザーに応じたタブが表示される。
このタブをクリックすると、関連するサブメニューが開き、各機能にアクセスできる。

サブタブ

レコードの詳細ページ内で、情報を整理するための小さなタブ。
たとえば、顧客レコードには「基本情報」「住所」「トランザクション」などのサブタブがあり、関連情報を管理する。

ホームダッシュボード.png

設定

プリファレンス(環境設定)

ユーザーごとの個別設定を行う機能。
例えば、言語、タイムゾーン、デフォルトの通貨、データ表示形式などをカスタマイズできる。
NetSuiteの利用をスムーズにするため、最初に設定を確認するとよいでしょう。

※電子メールの設定は全社員に設定される

ロール

ユーザーの役割を指し、アクセス権限や操作できる機能を定義する。 どの機能を利用できるか、どのデータにアクセスできるかを制御する。 1人のユーザーが複数のロールを持つことも可能。
例:管理者、経理担当、営業担当など

センター

ロールに応じて、表示されるUI(ユーザーインターフェース)のこと。
NetSuiteの「ナビゲーションメニュー(タブ)」のレイアウトや、表示される機能が決まっている。
例えば、「経理センター」では財務関連のタブやレポートが優先的に表示される。

データの入力

レコード

NetSuite内のあらゆるデータを管理する基本単位。
顧客、商品、取引(請求書、発注書など)、従業員など、すべてのデータは「レコード」として保存される。
NetSuiteでは、データベースの「1件のデータ」を指す概念。
例:顧客レコード、アイテムレコード、従業員レコード、仕入先レコード

トランザクション

売上、購買、支払いなど、ビジネス上の「お金や商品が動く」一連の取引を記録するデータ。
トランザクションもレコードの一種だが、レコード全体の中の「取引関連データ」だけがトランザクションとして分類される。
例:請求書、販売注文、発注書、支払い、入金

マスタ

各データの「基礎情報」となるレコードを指す、取引(トランザクション)の元となるデータ。
「レコード」の中でも、比較的変更が少なく、取引の基盤となる情報を管理するものを「マスタ」と呼ぶ。
例:顧客マスタ、商品マスタ、仕入先マスタ

フォーム(入力フォーム)

顧客情報、商品情報、販売注文、請求書などのデータを入力・表示するための画面。
標準のフォームが用意されているが、カスタムフォームを作成して、レイアウトや表示項目を調整可能。
業務に適した入力画面を構築することもできる。

フィールド

フォーム上のデータ入力欄。入力項目のこと。
各フォームには、データを入力するための「フィールド」が配置されている。
フィールドも標準フィールドとカスタムフィールドの2種類があり、入力項目を追加・編集したり、必須設定したりすることが可能。

注文書トランザクション入力画面.png

アイテムリスト.png

データの閲覧・活用

レポート

財務データ、売上、在庫状況などを分析するための機能。
標準のレポートテンプレートが用意されており、カスタマイズも可能。カスタマイズしたものは、「保存レポート」と呼ばれる。
レポートをスケジュール設定して、定期的にメールで送信することもできる。

保存検索

特定の条件でデータを検索し、その結果を保存できる機能。
例えば、「未払いの請求書一覧」や「特定の顧客の購買履歴」、「承認待ちの発注書一覧」などの検索条件を設定し、繰り返し利用できる。
レポートとは異なり、リアルタイムのデータを取得できる。

困ったときに

ヘルプセンター

NetSuiteの使い方を学ぶための公式ヘルプ機能。画面右上の「ヘルプ」メニューからアクセスできる。
現在開いている画面のヘルプを優先的に表示してくれる。
各機能の説明、チュートリアル、FAQ、サポート情報が閲覧できます。困ったときは最初に確認すると役立つ。

フィールドヘルプ

フィールド名がリンクになっており、そのフィールドが何のために存在するのか、どういったことを入力すべきフィールドかの説明を見ることができる。
フィールドの値が他の機能にどのような影響を与えるか説明してくれることもある。

さいごに

私がわからなかった用語はまだあるので、また次回もご紹介させてください!
次回はNetSuite独自の用語をメインに書いてみようと思います。

最初はわからない用語が出てくると戸惑うかもしれませんが、結構すぐに慣れますよ。
活用できる機能がたくさん詰まっていて、自由度も高いのがNetSuiteの特徴でもあります。
ぜひNetSuiteを有効に活用してもらえればと思います!!

以上、橋口でした~

参考資料

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