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Microsoft Flow を使って時間起動で SharePoint のユーザー項目をクリアする

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PowerApps のアプリにバーコード読み取り機能を追加する の続きです。

座席情報を登録できるようになりました。
ただし、朝、出勤している人が少ない時、前日の席か当日の席かわかりません。
そこで夜中に座席情報をクリアします。

これまでの構成

座席表のレイアウト表示は、Power BIを使用しました。
座席情報は、SharePoint Onlineリストを使用しました。
座席情報の登録は、PowerAppsのウィザードで作ったアプリを使用しました。
複雑な登録処理は、 Microsoft Flow で記述して PowerApps から呼び出しました。
バーコード スキャナーを使って簡単に座席情報を登録できる様にしました。

今回やる事

Microsoft Flow のスケジュール トリガーで夜中に起動して、 SharePoint Online の登録済みの座席リストを作り直してクリアします。ここでは毎日、夜中の3時にスケジュールします。

作成手順

1. 新しいフローを作成

  1. Microsoft Flow を起動してマイ フロー画面を表示
  2. [新規]-[一から作成]メニューをクリック

2. スケジュール トリガーを作成

1. 人気のトリガーをオススメされますが、スクロールして[多数のコネクタやトリガーを検索する]をクリック
2. [組み込み]をクリック
スクリーンショット 2019-03-03 12.54.33.png
3. [スケジュール]コネクタをクリック
4. トリガーの[繰り返し]をクリック
スクリーンショット 2019-03-03 12.54.04.png
5. 繰り返しトリガーで[間隔]を「1」に[頻度]を「日」に設定
6. [詳細オプションを表示する]をクリック
7. [タイムゾーン]を「(UTC+09:00)大阪、札幌、東京」に設定
8. [設定時刻(時間)]の「3」にチェックをつける

3. 登録済みの座席情報を取得

  1. [新しいステップ]をクリック
  2. [コネクタとアクションを検索する]ボックス(以下、検索ボックス)で「SharePoint」を検索 スクリーンショット 2019-03-03 13.31.54.png
  3. [SharePoint]コネクタをクリック
  4. アクションで[複数の項目の選択]をクリック
  5. 複数の項目の取得アクションで[サイトのアドレス]と[リスト名]を設定
  6. [詳細オプションを表示する]をクリック
  7. [フィルター クエリ]で「Used/EMail ne null」と入力

4. 取得した座席情報をクリアために繰り返しステップを追加

  1. [新しいステップ]をクリック
  2. [組み込み]をクリックして[制御]コネクタをクリック
  3. アクションで[Apply to each]をクリック スクリーンショット 2019-03-03 13.58.25.png
  4. Apply to each の[以前の手順型出力を選択]に以前の手順からパラメーターを挿入バルーンの「value」を設定 スクリーンショット 2019-03-03 13.58.59.png

5. 繰り返しの中で座席情報をクリアするためにアイテムを削除

  1. [アクションの追加]をクリック
  2. 検索ボックスで「SharePoint」を検索
  3. [SharePoint]コネクタをクリック
  4. アクションで[項目の削除]をクリック
  5. 項目の削除で[サイトのアドレス]と[リスト名]を設定
  6. [ID]で[以前の手順からパラメータを挿入]バルーンの「ID」を設定

6. 繰り返しの中で座席情報をクリアするために削除したアイテムを新しく作成

  1. [アクションの追加]をクリック
  2. 検索ボックスで「SharePoint」を検索
  3. [SharePoint]コネクタをクリック
  4. アクションで「項目の作成」をクリック
  5. 項目の作成で[サイトのアドレス]と[リスト名]を設定
  6. [詳細オプションを表示する]をクリック
  7. [タイトル]で[以前の手順からパラメータを挿入]バルーンの「タイトル」を設定

今回わかった事

  • Microsoft Flow
    • スケジュール トリガーは、詳細オプションでタイム ゾーンを設定できる。(これは嬉しい!)
    • SharePoint リストのフィルター クエリで入力済みは「 eq null 」で検索する。
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