はじめに
Sony製モーションキャプチャデバイス「mocopi」はモーションデータをbvh形式で保存できます。
Unityでモーションデータを読み込むにあたり、Blenderを使用してbvhをfbxに変換します。
毎回同じ手順を繰り返すのは面倒なのでスクリプトを作成しました。
モーションデータの保存場所
ヒント
データ(BVHファイル)は、スマートフォンの下記の場所に保存されます。
iPhone:mocopiフォルダのMotionData配下
Android:ユーザーが初回保存時に指定したフォルダ配下
スクリプト
実行方法
Blenderのインストールパスは実際のパスに読み替えてください。
- mac
/Applications/Blender.app/Contents/MacOS/Blender -b -P mocopi_bvh_fbx_converter.py -- MCPM_yyyyMMdd_HHmmss.BVH
- windows
"c:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Blender\blender.exe" -b -P mocopi_bvh_fbx_converter.py -- MCPM_yyyyMMdd_HHmmss.BVH
実行すると、bvhファイルと同名の.fbxファイルが同一フォルダに保存されます。
解説
Blenderをコマンドライン/Terminalから実行しています。
- オプション
-b、--background
バックグラウンドで実行します
-P、--python
指定された Python スクリプト ファイルを実行します。
スクリプトでは、frame rateを50fpsに変更し、指定したbvhファイルをインポート、fbxへARMATUREのみを指定してエクスポートしています。
参考