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【マジで】カレーの作り方 🍛

Last updated at Posted at 2019-12-10

今回の記事ですが、
中々いいネタが思い出せないので

カレーの作り方(を見つけるアプリ
を作りました。

釣りタイトルで申し訳ない、Qiita 様 BANしないでくれ...

技術スタック

フレームワークやライブラリーは、カレーに使われている材料の幅広さと同じようで、
近年が話題になっている技術をいくつ採用したいと思います。

  • サーバーレス
  • SPA
  • CSS フレームワーク

せっかくなので、普段使わないライブラリーやサービスの組み合わせでアプリを作りました。

技術 サービス・ライブラリー
サーバーレス Netlify Functions
SPA Svelte
CSS フレームワーク Tailwind CSS

操作流れ

クックパッドからレシピを取得しようと思ったんですが、残念ながら API というものがなかったそうです。そこで、axios で HTML ページを取得し、cheerio で HTML をパースしてデータをきれいにして JSON で返しました。

image.png

mermaid.js でさくっと作りました、すごい!)

実装

環境構築

こういう組み合わせが結構珍しくて、一番苦労しました。
いろいろ試した結果、このやり方でうまく行きました。

Svelte プロジェクトを新規生成

$ npx degit sveltejs/template random-curry
$ cd random-curry
$ npm install

Netlify Functions を初期化

# まず、パッケージを導入
$ npm install --dev netlify-cli netlify-lambda

で、package.json に npm コマンドを追加:

// package.json
// "build:lambda" と "netlify" と "deploy" を追加
  "scripts": {
    "build": "rollup -c",
    "build:lambda": "netlify-lambda build src/functions",
    "dev": "rollup -c -w",
    "netlify": "netlify dev",
    "deploy": "netlify deploy",
    "start": "sirv public"
  },

そしてプロジェクトルートに netlify.toml というファイルを新規追加:

# netlify.toml
[build]
  publish = "public/"
  command = "npm run build && npm run build:lambda"
  functions = "lambda"

Tailwind CSS を導入

Tailwind CSS を Svelte に導入するはかなり複雑で、こちら の記事を参考しながら導入しました。簡単に説明すると、

  1. Tailwind と PostCSS と関連するパッケージを導入
  2. rollup.config.js に PostCSS 処理を追加
  3. postcss.config.js を新規作成して処理を追加
  4. npx tailwind init を実行し、tailwind.config.js を追加
  5. src/utils.css を新規作成し、Tailwind CSS のルールを定義
  6. main.jsimport 'utils.css' 行を追加

詳しくはソースコードをご参照ください。

開発環境を起動

$ npm run netlify

これで実行すれば、http://localhost:8888 からサイトが見れます。

ファイル構成

ファイル構成としては、Svelte のプロジェクトとほぼ同じですが、ただ src/functions にサーバーレス関数を定義することを追加しました。

random-curry/
├── lambda/   # lambda 関数のコンパイル先
├── public/   # svelte のコンパイル先
├── src/      # アプリソースコード
│   ├── functions/   # lambda 関数
│   │   └── curry.js # カレーレシピを取得 API はここに書く
│   ├── components/  # svelte コンポーネント
│   ├── App.svelte   # svelte ルートコンポーネント
│   └── main.js
├── node_modules/
├── package.json
├── netlify.toml
├── postcss.config.js
├── rollup.config.js
└── tailwind.config.js

ソースコード

ソースコードはそんなに面白くないので、省略します。興味があれば Github リポをご参照ください。

感想(DX など)

Netlify Functions

正直、今回作ったサーバーレス関数は、ブラウザでも実現できますが、、、

AWS Lambda の簡略版を感じ、簡単にサーバーレス関数を作ることできました。尚、メモリが 1GB、実行時間が 10 秒という制限があり、巨大のアプリを作るとしたら少し気になりますね。でもサーバー側での処理が少しであればわざわざサーバーを立ち上げしなく、lambda 関数でいいんじゃないかと思っていました。

Svelte

前に少し触った経験があり、やっぱり他の SPA を比べると「SPA の軽量版」を感じました。簡単なアプリを実装するとき、jQuery か素 JS でやりたくない場合はこれでいいと思いますが、「コンパイルが必要」ことでそんなに気軽に導入できないですね。

Tailwind CSS

Bootstrap とコンセプトが違い、ボタンやカードコンポーネントを用意するこたが一切なく、全部 CSS のクラス(ユーティリティクラス)でコンポーネントを建築することが必要でした。少し面倒な一方、デザインが自分で決めるので「Bootstrap で作られたサイトに見える」ことが避けられますね。また、コンポーネントのデザインする際は class 属性が 2-3 行を使ったことが気になりました。しかし、これで本来コンポーネント化すべき重複している HTML 要素が簡単に見つけ出すのはいいですね。

まとめ

この組み合わせで開発するのはアリと思いますが、特に Svelte と Tailwind CSS の連携は少しでも簡略したいですね。

そして、いいレシピをいくつ見つけ出しましたので、今夜カレーにしようかな。。

最後に、Netlify にデプロイしたので、是非試してみてください!

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