PONOS Advent Calendar 2025 の8日目の記事です。
前回は@blockさんの記事でした。
はじめに
先月発表されたNano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)が話題になっていますが、これがかなり凄いし楽しいです。
とくに「与えた画像の意図を理解してくれる能力」が秀逸なので、この記事ではその部分に焦点を当てて紹介します。
今回は例として、RPG用のキャラクターシートを生成してみます。
実践
1. 準備
まずはテンプレートになるキャラクターシートを作りましょう。
今回はこんなものを用意しました。
キャラクターのメインビジュアル、プロフィール、会話ウィンドウに表示する顔グラフィック、そしてドット絵素材をテンプレートとして描いています。
ドット絵部分は方眼紙(グリッド)のフォーマットを与えることで、よりそれっぽい出力になるのを狙ってみました。
AIに全任せでも良いのですが、あらかじめ固まっている要素は自分で埋めておくと、生成の方向性をある程度制御できます。
絵心がある人はラフ画を加えると、より欲しい結果が得られやすくなると思います。
2. 生成
Geminiで画像をアップロードし、「🍌 画像を作成」と「思考モード」を選択してキャラクターシートを埋めてというプロンプトを送信します。
3. 生成結果
出力された画像がこちらです。
なかなかいい感じです
ドット絵の方眼紙も良い感じに効いている気がします(左右がうまく行ってないですが)。
プロフィールを変えると、ちゃんと意図を汲んで内容を反映してくれます。
まとめ
良い点
- 長々とプロンプトを書いたり練らなくて良い
- テンプレート画像に文字を書き込めば方向性を制限できる
- ちゃんと文字を書いてくれるようになった
悪い点
- 無料版だと回数制限がかなりきつい
- ドット絵は成功率が低い(方眼紙を無視しがち)
今回はRPGのキャラクターシートを作りましたが、応用すればLINEスタンプ用の画像を作るなど、色々な活用ができそうです。
楽しいのでぜひ遊んでみましょう!
明日は@caramel_cafeさんです。お楽しみに!


