この記事はAteam LifeDesign Advent Calendar 2022の6日目です。
キーボード沼に片足を突っ込んでいる筆者がKinesis社から出ているAdvatange360というキーボードを買ったのでそれの初期設定からキーマップの修正方法を忘備録として書き記そうと思います。
はじめに
Advantage360とはどんなキーボードか?
Kinesis社が販売しているエルゴノミクスキーボードで2022夏より先行販売が開始されています。
従来機のAdvantage2とは異なり固定分割型から分離型に変更されています。
個人的に分離型の利点は肩こりや腕の痛みが軽減されることかなと思っています。個人差あり
あと見た目がカッコいい
細かなオプションとかは是非公式ページをご参照ください。
エルゴノミクスキーボードの定義はこちら
人間工学(エルゴノミックス)に基づいて設計されたコンピューター用のキーボード。長時間の作業でも疲労が少ないよう、形状や配列が最適化されたものを指す。エルゴノミクスキーボード。エルゴノミックスキーボード。
筆者環境
OS: Mac OS Monterey 12.4
keyborad: Kinesis Advantage 360 professional
キーマップ修正方法
まず公式から出ているこちらのリポジトリをForkします。
こちらのリポジトリがFork出来たらGitHub Actionsを有効化してください。
ここまで完了したら下記のGUIでキーマップが弄れるサイトにアクセスしてご自身のGitHubアカウントでログインをしてください。
ログインをしたら先ほど自身でForkしたリポジトリを選択してください。
ログインをしたら下記のような画面が表示されると思いますのでお好きなキーマップを登録してください。
登録方法は変更したキーをクリックして差し替えたいキー名を入力するだけです。
登録が完了したら右下のCommit changeを押すと先ほど設定したGitHub Actionsが動きます。
※こんな感じ
ビルドが完了するとActionsがFirmwareを書き出してくれますのでそのFirmwareをダウンロードしてください。
※ left.uf2 right.uf2的なファイルがダウンロード出来るはず
まず左のキーボードから設定を進めていきます。
内容物の付属ケーブルを左キーボード、PCとで接続してください。
添付画像にある通りキーの間にリセットボタンがありますので細長いものでダブルクリックしてください。
インジケーターのLEDが白く点滅した後、緑色の点滅に変わったら成功です!
変わってなかったら失敗なので根気強く頑張りましょう
※個人的にはやりづらかったので周りのキーを外してやるのがオススメです。
注意
左右別々のバージョンがありますので間違ったキーボードモジュールにインストールすると上手く動作しませんのでお気をつけください。
成功するとFinderにz'ADV360PRO'というリムーバブルドライバが表示されますのでそこに左用のFirmwareを入れましょう。
キーボードが自動的にファイルをインストールし、リムーバブルドライバを勝手に切り離してくれます。
注意
キーボードのLEDの点滅が終了するまではケーブルを抜かないようにしてください
同じ作業を右のキーボードでやれば作業終了です!お疲れ様でした
※当然右のキーボードに入れるFirmwareは右用のものです。
まとめ
正直かなりクセがあるキーボードで万人に勧められるものではないなぁと思いつつ個人的にはめちゃくちゃ買って良かったなと思うキーボードです!
クセがある故に最初はタイポとかも多かったですが自分は1日くらいで通常キーボードと同じくらいの速度に戻せたのでネットで言われているほど慣れるのに時間がかかるキーボードではないかなぁとも思っています。(記号は別)
現在日本で買えるものに関しては全て在庫切れになってしまっていますが(2022.12.06時点)すぐに再販します!とTwitterでツイートしていたので興味がある方は是非、日本の公式代理店様をフォローしてお待ちください
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
追記
設定したPCとBluetooth接続が上手くいかなかった場合
Bluetoothクリアショートカット(Mod + LeftAltまたはMod + Right Windowsでリセット
青色で素早く点滅し再度ペアリング可能状態になるのでPCのBluetooth設定から再度際接続する
自分は何故か上手くいかなったのでキーボードの電源を落として再度やってみると成功した。