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50 個記事を書いてみてわかったこと

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はじめに

1年ほど毎週記事を投稿してみたので、ポエムでも書こうと思います。

たくさん記事を書くのは苦労の割に、得られたものは少なかった印象で、ここらが潮時だと感じました。

コーディングのアドバイス系の記事は書くのはとても大変

自分の原点とも言えるのが Effective C# で、これはコーディングに役立つ考え方や専門知識が50程度のアドバイスとして列挙されています。自分もこんな内容を書けたらいいなあと漠然と思っていました。しかしこれはとても大変です。

  • 書籍になるレベルの知見と経験が必要
  • コードやアドバイスに間違いは許されない

そもそも専門書としてお金を取るべき内容を個人ブログに書くのは無理筋です。

以前記事には新規性がなければならないか? と疑問に感じたのですが、これは記事として新規性はなくても面白ければいいんじゃないかという結論でした。アドバイス系の記事は新規性がなければいけません。

そこで自分はニッチなパフォーマンス関係に記事を見出したわけですが、これも一般的には答えが示されています。時期尚早な最適化は避けよ

当初は記事を書き溜めて技術系の同人誌を出してみたいと考えていたのですが、いざ溜まったものを振り返ると本にするには微妙なものばかりです。やるなら内容を計画立てる必要がありました。しかしながらそうすると記事の投稿が続かなかった可能性もあるわけで、いずれにせよ難しいです。

記事のコメントがストレス

記事にコメントをいただくとメールでお知らせが来るのですが、これが非常にストレスでした。ポジティブな内容もネガティブな内容も同様にストレスでした。

  • バグ報告はとてもありがたかった
  • 「こうしたらいいんじゃないか」的な意見の中には、サンプルコードに書いてある内容の指摘もあった
  • メール通知をオフにしても結局コメントは確認するため同じ

素性の知れない相手とコメント欄でやり取りするのは避けたい主義なので、基本的にコメ返しはしませんでした。放置するのは忍びないと思いつつ、反応する義務もないため自分が長続きする方針を優先しました。コメントは別のコメントを誘発するためここの見極めは難しいところです。

自分はそういう性格の人間なんだという知見は得られました。

自分のプロジェクトは進まなかった

自分が趣味で進めているプロジェクトで進捗が出ないのをなんとかしたい、という期待を込めて記事を書き始めました。実際はまったく進捗は出なかったです。

  • 書きやすい記事(.NET 新機能の紹介等)を優先しがち
  • 締切に追われて重い記事 書いたことのない分野の記事を敬遠する
  • いざ記事にしようとするとスクショを貼る以外に思いつかない

結局ひとつも記事に起こすことはありませんでした。今思えば発想が逆で、記事の題材としてプロジェクトを取り上げるのではなく、プロジェクトの広報として記事を書くべきだったのです。

記事を書いて得られる能力は記事を書く能力であると痛感しました。プロジェクトを進めたいのなら、プロジェクトを進める練習が必要です。

おわりに

今回はネガティブな内容が主体になってしまいました。それだけ記事を書き続けるのは大変で、期待していた何かを自分は見つけられませんでした。

よく耳にするアウトプットは重要という言葉は間違いないのですが、記事を書くならせいぜい5個も書けば十分と思いました。個人的にこの言葉は0を1にする重要性を説いていて、1を10にするかは必要に応じてやるべきと感じます。

2025 年の目標である毎週記事を更新して 50 記事を達成するはなんとかなったため、そこは良かったと思います。

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