はじめに
初学者向けに書いています。
簡単に返り値の基礎と心がけるべき点を書きました。
return(返り値)について
返り値は読んで字の如く、メソッドを呼び出した箇所へ返す値である。
"返す"という表現で理解し難い場合は"置き換わる"とイメージした方がわかりやすいかもしれない。
(あくまでイメージ)
def method
"あ"
"い"
return "う"
"え"
"お"
end
puts method
実行結果
う
Rubyではreturnは書かなくてもOKで、書かなかった場合はメソッドの最後の行がreturnされる。
def method
"あ"
"い"
"う"
"え"
"お"
end
puts method
実行結果
お
意識して欲しいこと
メソッドではこの返り値が大事で、ちゃんと自分の欲しいものを返さないとどれだけ処理を書こうが台無しになる。
def multi(number)
number + number
number * number
"こんにちは"
end
puts "methodの返り値は『#{method(10)}』です。"
出力結果
methodの返り値は『こんにちは』です。
上記の例は露骨ではあるが、初学者はメソッドをモリモリ書いているうちに何が欲しくてメソッドを書いているか見失うことは良くあることです。
したがってメソッドを描くときは**何が欲しいか(返り値は何か)**を意識して書きましょう!
最後に
「ここが分かりにくかった」「これは何?」などの質問や、レイアウト等の書き方にアドバイスがある方はお気軽に(優しく)コメントを頂けると助かります。