はじめに
シリーズ
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急遽プロジェクトマネージャー就任
バックエンドエンジニアだった筆者、プロジェクトマネージャーの休職や退職により、突然複数の案件のプロジェクトマネージャーとして担当することになった。
大規模プロジェクトの遅延と問題
引き継ぎがない中で担当した案件は、n億円規模の新規モバイルアプリ開発。
プロジェクトは遅延しており、メンバーは高稼働状態。
ルールや責任範囲が不明瞭で、開発範囲も不確定な問題が多数存在していた。
経験の振り返りと改善点の考察
PMとしての立ち回りを振り返り、どのように対応すればよかったか、改善点を考察していきます。
問題
エンジニアからPMに立場が変わって意識の切り替えが中々できず、設計書のレビューなどこれまでやってきた作業をついついしてしまっていた。
この、ついついやってしまったのは、これまで経験があってどうしたらいいかがわかっていたから。
PMはプロジェクトを終わりに持っていくための判断に時間を使わないといけないが、経験したことが無いものが山ほどあり、それから逃げてしまっていた。
解決方法
することしないことを決めて、PMとしての役割のみに全力尽くす。
しないこと
心を鬼にしてメンバーがする作業をしない。
すること
案件をゴール(納品)に向けて進めるにはどうするか考えることに時間を使う。
やったことがない、経験したことがない、周りからは激詰されるし滅茶苦茶ストレスだと思う。
ただ、そこで逃げては案件が進まないので、腹括って案件を進めるにはどうするかに時間を使わないといけない。
おわりに
どうしても人は心地よい状態になろうとする。
炎上案件はストレスの連続なので、なおのこと楽になろうとしていって余計に炎上してしまう。
炎上案件のPMという立場で辛いこともあると思うけど、PMはどういった役割を果たさないと案件が進まないかを考えて実行していくことに時間を使わないといけない。