1) Ankiの基本(最短で「使える」状態まで)
デッキとカード
- Deck:カードの入れ物(科目・テーマ単位)
- Card/Note:学習項目(1つのNoteから複数Cardが生まれることもある)
新規デッキ作成
- Deck画面 → Create Deck(デッキ作成) → 名前を付ける
カード追加(基本:Front/Back)
-
Add(追加) →
- Front:問題(英単語、穴埋め、質問)
- Back:答え(意味、解説、例文)
学習(復習ボタンの意味)
- 解答を見たあと Again / Hard / Good / Easy(日本語UIなら「もう一度/難しい/普通/簡単」)で自己評価
- 評価により 次に出てくる間隔が変わる(間隔反復)
ブラウザ(Browse)
- 追加したカードを一覧・検索・編集する場所
- タグ付け、フィールド編集、まとめ操作(後述のAwesomeTTS一括)もここが中心
統計(Stats)
- 追加数、復習数、正答傾向などを確認する
同期(Sync)
- AnkiWebを介してPC/スマホでデータ共有
- 端末間で使うなら必須
2) 設定で差が出るポイント(最低限)
新規カードの順番
- 新規カードの提示順を ランダム寄りにするのは有効(偏りを減らす)
1日の上限
-
新規カード上限と復習上限を調整して、破綻しない量にする
- 例:新規が多すぎると復習が雪だるまになる
3) ChatGPTをAnkiに応用(CSV量産の定番フロー)
目的
- ChatGPTに カードの元データを作らせて、Ankiへ一括投入する
典型の設計
-
例:英単語カードなら
- Front:英単語+例文穴埋め
- Back:和訳+英英定義+注意点(任意)
- Tags:章や難易度
CSVインポートの注意(重要)
- AnkiのCSVインポートは ヘッダ行(Front,Back…)をカードとして作ってしまうことがあるので、ヘッダは入れない運用が安全です。 (Anki Forums)
- 代わりに Anki側のインポート画面で「フィールド割り当て」を指定する運用にする
推奨(実務)フォーマット例
- 2列なら:
Front,Back - 3列なら:
Front,Back,Tags - 区切りはカンマでもOKだが、文章にカンマが多いならTSVの方が事故が減る
4) 画像・音声(基本)
画像
- Web画像をコピー → Ankiの編集画面に貼り付け
- 貼り付けた画像は編集画面でサイズ調整可能
音声(2系統)
- 手持ち音声ファイル:ドラッグ&ドロップで添付
- TTS(機械音声):アドオン(例:AwesomeTTS)で自動生成
5) AwesomeTTS(導入〜個別/一括の手順)
5-1) 導入
- Anki(PC)で
Tools → Add-ons → Get Add-ons
→ コード入力 → 再起動 - AwesomeTTSの共有ページに 配布コードが明記されています(例:1436550454)。 (ankiweb.net)
注意:AwesomeTTSは基本的に Anki Desktop向け。AnkiDroidではアドオン自体は動きません(音声付きカードの再生は可能でも「生成」はPC側でやる運用が定番)。 (Google Groups)
5-2) 音声追加(方法1:カードごと=個別)
- 編集画面で、音声を付けたいカードを開く
- AwesomeTTSボタン(スピーカー等)→ 音声エンジン・アクセント選択
- プレビュー → Record/Generate で埋め込み
- どのフィールドに入れるか(Back等)を意識する
5-3) 音声追加(方法2:一括)
- Browse(ブラウザ)で対象デッキを検索・抽出
- 複数カードを選択(全選択でも可)
- AwesomeTTS → 「選択したカードにオーディオ生成」系メニュー
- Source Field(読み上げ元:Front等)
- Destination Field(埋め込み先:Back/Audio等)
- Generateでまとめて付与
5-4) AwesomeTTSの詳細仕様
- 再生/録音/埋め込みなどの使い方は公式のUsageページにまとまっています。 (AnkiTTS)
6) 最短のおすすめ運用(事故りにくい)
- ChatGPTでCSV生成(ヘッダなし)
- PCのAnkiにインポート
- Browseで整形・タグ付け
- AwesomeTTSをBrowseから一括付与
- Sync → スマホで学習