はじめに
前回、Google Cloud Digital Leaderの試験で得た教訓を活かし、今回はAssociate Cloud Engineerの資格取得に挑戦しました。念入りな学習の結果、無事に一発合格することができました。本記事では、その学習方法や試験対策について詳しくご紹介します。
目次
Associate Cloud Engineerとは?
Google Cloud Certified - Associate Cloud Engineerは、Google Cloud Platform(GCP)の基本的な運用や管理、デプロイメントに関する知識とスキルを証明する資格です。具体的には、以下の能力が求められます。
- GCP上でのアプリケーションのデプロイと管理
- クラウドソリューションのモニタリングと運用
- 基本的なセキュリティの確保
- GCPリソースの設定と管理
Cloud Digital Leaderとの違い
以前取得したCloud Digital LeaderとAssociate Cloud Engineerの主な違いは、試験内容の深さと範囲にあります。
- Cloud Digital Leader: クラウドの基本概念やGCPのサービス概要、ビジネス価値に焦点を当てた内容。
- Associate Cloud Engineer: GCPの具体的なサービスや操作方法、実践的なスキルに重点を置いた内容。
そのため、ACEの方が技術的な知識や実務経験がより求められる試験と言えます。
学習計画の立て方
1. 学習期間の設定
CDLの経験を踏まえ、約2週間の学習期間を設定しました。週に20〜30時間の学習時間を確保し、計画的に進めました。
2. 学習内容の整理
以下のトピックを重点的に学習しました。
- GCPの主要サービス(Compute Engine、App Engine、Kubernetes Engineなど)
- IAM(Identity and Access Management)の設定と管理
- ネットワーキング(VPC、サブネット、ファイアウォールなど)
- ストレージサービス(Cloud Storage、BigQuery、Cloud SQLなど)
- モニタリングとロギング(Cloud Monitoring、Cloud Logging)
使用した教材とツール
1. Udemyの動画コンテンツで基礎知識を固める
2. Udemyの模擬試験で演習
3. 試験前の最終確認
Google Cloud Skill Boost
Google Cloudが提供する公式の学習プラットフォームで、試験に向けたコースやハンズオンの受講が可能です。無料で利用できるため、最新の情報やサービスの詳細を学習するのに役立ちます。
Cloud Digital Leader公式模擬問題
Googleが提供する公式の模擬問題集です。無料で受験可能で、本番と似た形式の問題に取り組むことができます。試験前に一度解いておくことをおすすめします。
試験当日の流れと注意点
1. 試験形式
- 試験時間: 120分
- 問題数: 50問
- 出題形式: 単一選択および複数選択
2. 試験当日のポイント
- 時間配分: 1問あたり約2分を目安に解答。難しい問題は一旦飛ばし、後で見直す戦略を取りました。
- 冷静さの維持: 模擬試験での経験から、焦らず冷静に問題に取り組むことができました。
まとめ
Cloud Digital Leaderの教訓を活かし、計画的かつ念入りな学習を行った結果、Associate Cloud Engineer試験に一発合格することができました。特に、ケーススタディ形式の問題に慣れるための模擬試験や、実際の操作を経験するハンズオンラボが効果的でした。
これからAssociate Cloud Engineer試験を目指す方は、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 計画的な学習スケジュールの設定
- 多様な教材の活用
- 実践的な経験の積み重ね
最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆さんの合格を心より応援しています!