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Automation Anywhere A2019.17 のアップデート情報

Last updated at Posted at 2020-12-05

12月2日にリリースされたAutomation Anywhere A2019.17に関するアップデート✨ by AA de Knight #6

1. AISense

対象: CE, Enterprise

AISenseは通常の画面タグの要素分解ができない場合 (例: 画像)に使うレコーダーですが、A2019.17からはひとつの「ユニバーサルレコーダー」ボタンから起動するようになったとのこと。

A2019.16まで
image.png

A2019.17より
image.png

一番左のボタンを押すと、こういうウィンドウが起動する。
image.png

AISenseのモードだと、画像であってもフィールドの部分っぽいところを認識して指定できるようになるとのこと。
aisense.png

今後のアップデートとして、レコーディング中のスマートレコーダー/AISenseの切り替え、オブジェクト検出時に自動で切り替える機能が予定されているとのこと、これは便利!

2. Edge (Chromium)ブラウザ対応

対象: CE, Enterprise

Chromium ベースの Edge に対して、オブジェクトベースの自動化をサポートとのこと。従来の Edge についても今後対応予定。Edge アドオンストアからプラグインのインストールが必要。
image.png

3. Bot Scanner

対象: Enterprise

未対応のコマンドについて ETA (実装予定バージョン)が記載されるようになったので、待つ側の期待値が持てるようになった。他にも全 Bot についての "Download CSV"やタイムアウト機能などが実装された。
image.png

4. EWS - OAuth 2.0 サポート

対象: CE, Enterprise

全 Email パッケージでEWS OAuth2 を使用して認証可能になった(初回は接続の認証が必要)。EWS client ID と tenant ID を使用する。ベーシック認証と選択になる。
image.png

5. Excel、Terminal Emulatorのセッション共有

対象: CE, Enterprise

親 Bot と子 Bot で Excel と Emulator のセッションを共有可能になり、より柔軟な処理のモジュール化が可能になった。

image.png

  • 新規にセッション型の変数が追加、セッション情報の受け渡しを行う
  • Excel とターミナルエミュレーターの全コマンドで、セッションとしてセッション型変数を指定できるようになった。
    image.png

6. その他

AWS Workspaces でのBot Agent 動作サポート

いままではAWSはEC2でのみであったのが、より廉価盤のWorkspacesでもOKになった。

ちなみに、他にはBot agent compatibilityによると以下をサポートしている。

  • Amazon Web Services EC2 on Windows 10, Windows 2012, Windows 2016, and Windows 2019
  • Amazon Web Services WorkSpaces on Windows 10
  • Google Compute Engine on Windows 2012, Windows 2016, and Windows 2019
  • Microsoft Azure on Windows 10 Pro
  • VMware VMs on ESXi 6.7
  • Oracle Virtual Box version 6.1

AARI

Community Edition 、フリートライアルで利用可能に (ただし制限あり)、ユーザーインターフェースの改善、ヒューマンタスクの自動割り当て、などなど。

Bot Insight

AARI ダッシュボードが追加された。

Discovery Bot

レコーディング時に選択部分をハイライト表示するようになった。

などなど。

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