最強のMarkdownエディタ、Typoraの小技についてです。
Typoraのエクスポート機能を使って、PDFなどを出力するとき、改ページ位置を自分で設定したいことがありますよね?
公式ヘルプの「Page Breaks」では、インラインのスタイルシートを使って、改ページ挿入する方法が紹介されています。
<div style="page-break-after:always"></div>
しかしこれだと空のブロックなので、プレビューモードでは改ページ位置が見えなくなってしまいます(ただの改行に見えます)。
そこで、プレビュー時には見えるけれど、印刷時には見えなくなる改ページの方法をご紹介します。
手順
1. カスタムCSSの追加
まず、スタイルシートで、印刷時に非表示になるクラスを追加します。
「設定」→「表示」→「テーマフォルダを開く」のフォルダに、base.user.cssファイルを作りましょう。
カスタムCSSの追加方法について詳しくは、Typoraのヘルプ「About Themes」を参照してください。
base.user.css
@media print{
.no-print{
visibility: hidden;
}
}
2. Markdown本文に改ページを挿入
本文の改ページしたいところに、この一行をコピペします。「─────改ページ─────」の文字列は、見やすければなんでもOKです。
<div style="page-break-after:always;color:lightgray" class="no-print">─────改ページ─────</div>
プレビューモードではこんな表示になります。
参考ページ
実際適用してみた様子などは、ブログに書いてあるので、興味があれば覗いてみてください👇