序章について
この記事を書くに至った経緯を掲載しておきます。
こういう人向け
僕は今までパブリッククラウドと呼ばれるクラウドサーバーの類は使ったことがない。
なぜなら料金が「使った分だけ」という青天井の料金体系なので、
- 会社では・・・不明瞭な料金のせいで「・・・で、結局月々いくらかかんの?」に回答できなく予算を通せず
- 個人では・・・操作ミスで巨額の支払いが来るのが怖くて申し込みすらできず
たぶんこういう人って多いはず。
そして、外部公開用のサーバーは星の数ほどあるけれど、社内向けあるいは外から見られては困るサーバー(開発用途、テスト用途、勉強用なので自己資金)を作ってみたい人いきたいと思いますので、用途にマッチしている人。
そんな人に読んでもらえるとありがたいです。
スキルについて
僕はこんなレベルの人間です。
- オンプレでサーバーを作ったことがある
- VirtualBox、KVM、vmware ESXiで仮想マシンを作ったことがある
- レンタルサーバー会社で借りた共用レンタルサーバーを使ったことがある
- レンタルサーバー会社で申し込んだVPSをベースにサーバーを作ったことがある
- 業務で扱うサーバーOSはWindows ServerとCentOS
- Raspberry Piを使ってWebサーバーを立ててみたことがある
- 自宅にRaspberry Piを使ってドメインコントローラーを立てて運用したことがある
- HTML、PHP、MySQLあたりならかろうじて触ったことがあるけど難しいのはNG
- 家のルーターはコンシューマー向けのものから勉強も兼ねて中古のYAMAHAのRTXで運用を始めた
- 自宅にリモートアクセスVPNで接続できる仕組みを勉強用に構築してみた
- 「エンタープライズ向けのPCはやっぱりWindowsだろ」って思ってる
- 「流行りのAWS使いたいなー/触ってみたいなー」って思ってる
要するに、AWSやAzureという名前は知ってるけど、EC2とかVPCはよく知らないレベルからのスタートです。
あ、嘘です。AWSが提供するDNSサービス、「Route 53」は、月々の運用料金が缶ジュース1本分という記事を見たので、勉強用にお名前ドットコムで取得したドメインと同じく勉強用にさくらインターネットで立てたVPSの紐づけ用に2ホスト利用させていただいていました。
ちなみに本当に毎月缶ジュース1本分(2ホストで利用料1.00USD+税金0.10USD=1.10USD)です。(公開サーバーだけど誰もアクセスしに来ないし。。。)
目標とするゴール地点
何を作るか
一応目標が必要ですね。
今回、僕は勉強用に自費でサーバーを立ててみるので、なるべく性能よりもコスト優先で設計していきたいところ。もちろん無料枠をなるべく使っていきたい。
OSのチョイス
Windows Serverはライセンス料金がおそらく上乗せされるのと、GUIがあるので、必然的にスペックを上げなければならないので、ここはLinux択一です。
公開?非公開?
今回は勉強用、かついろんな人がアクセスしてしまうと料金があがってしまうので、非公開択一です。公開用サーバーを立てたい人は、たぶん探せばいっぱい情報あると思います。
非公開であるが故??
どうせ非公開にするならば、拠点間VPN(自宅とAWS間をVPNでつなげる)もできるかな??
作る物の宣言
「僕は勉強のため、
- 初めてAWSのサービスを使い
- 自宅からVPNでのみアクセスできる
- ランニングコストのかからない
サーバーをインターネット上に立てます!!」
次回の内容
実際にAWSのサービスを見てみましょうかねー
To be continued...