なんとなく，サーバ機っぽいものを家で動かしたかったので安いのを買ってみたが，はまった．
意外と探しても出てこなかったので，メモとして残しておきます．

TL;DR

既存のSSDやHDDを入れ替えて，新しくOSをインストールする時は，embedded MegaRAID ドライバに付属する説明pdfをよく読みましょう．
（RAID構成を初期化してから，インストールしましょう）

はじめに

一般的なPCや自作マシンに対して，Ubuntuやら，なんやらをインストールする際には，ブートusbを作成すれば，挿し込むだけでなんとかなります．
（BIOS等の設定はともかく）

しかしながら，今回の富士通PRIMERGY（私は中古の型落ちTX150S8を購入）は，それだけでは，なぜかドライブが認識されませんでした．
BIOS上の表示も違うものが表示されていました．

ひとまず，CentOSの入ったusbでインストールを進めてみることにしましたが，インストール先の選択のところでドライブが認識されません．

調べる感じでは．基本的に，富士通のドライバから，PRIMERGYのモデルにあったものを探してきて，それでboot usbを作り，そのusbをインストールの途中で使い，手動でドライバのインストールを行えば，できそうですが，自分の場合はそれでもダメでした．
（ここらの辺の流れは，ここが詳しいです）

結局のところ，HDD，SSDを入れ替えた後にRAIDの再構成を行なっていなかったことに起因していました．

そのため，ここを参考にRAIDの構成をしました．
（おそらくモデルでUIは変わるが，やっていることは同じはず）

その結果CentOS v7.7だと（ドライバなしでも）認識されるようになりました．
(MBでRAIDを組めるような物も，この過程が必要なんでしょうかね？)

CentOS v8は，（v7用の）ドライバを使用しても認識せず．
（v8用のドライバが出れば使えるようになる？）

HDD，SSDを入れ替えて，新しくOSをインストールする時は，RAID構成を初期化してから，インストールしましょう．

地味に（NASなどの楽なものを除くと）RAID初だったので，苦戦した．