はじめに
皆さん資格勉強、どのように行っていますか?ITパスポートや基本情報、応用情報から始まり、IT業界では資格に関しては様々なものがあります。
今回紹介するのは、Notionを利用して暗記を助けるTipsです。元々英単語の学習法としてYouTubeで紹介されていたのを流用していますが、根本的な部分を押さえておけば別分野でもうまく活用できると思い、IT分野や数学等での活用法を紹介します。
Notionとは
Notion(ノーション)は、多目的のオールインワンツールで、個人やチームがノートを取ったり、プロジェクトを管理したり、ドキュメントを作成したりするためのプラットフォームです。以下にNotionの主な特徴と利点を紹介します。
- 多機能なノート作成: テキスト、リスト、表、画像、埋め込みコードなど、さまざまなコンテンツを含むノートを作成できます。シンプルなテキストから複雑なドキュメントまで幅広い用途に対応しています。
- 柔軟な情報整理: ノートはページとブロックによって構成され、ブロックは単一の要素(テキスト、画像、リストなど)です。これにより、情報を柔軟に整理し、必要に応じて移動や再編集が可能です。
- カスタマイズ可能なテンプレート: プロジェクト管理、タスクリスト、カレンダー、ノートブックなど、さまざまなテンプレートが用意されており、これらをカスタマイズして使うことができます。
- チームコラボレーション: チームメンバーと共同でノートを作成し、編集することができます。コメントやリアクションを使ってコミュニケーションを取ることもできます。
- プロジェクト管理: タスクリスト、カレンダー、ダッシュボードなどを使ってプロジェクトを管理できます。カンバンスタイルのビューも利用可能です。
- データベース機能: データベースを作成し、テーブルを使って情報を整理・フィルタリングできます。これにより、顧客情報やアイデアトラッキングなどが効率的に行えます。
- クロスプラットフォーム対応: Notionはウェブベースであり、さまざまなデバイスやプラットフォームで利用できます。モバイルアプリも提供されています。
- 個人用途からビジネス用途まで: Notionは個人のタスク管理やノート取りだけでなく、プロジェクト管理やチームコラボレーション、ドキュメント共有など、さまざまな目的で利用できます。
Notionは非常に柔軟で多機能なツールであり、その使い方はユーザーによって異なります。個人のライフオーガナイズからビジネスのプロジェクト管理まで、さまざまな場面で活用されています。(by Chat-GPT)
とのことで、つらつら紹介しましたが、簡単に言うとなんでもできるドキュメントツールです。
Notion活用法
インストールの仕方や基本的な使い方などは調べればすぐに出てきますし、今回は割愛させていただきます。
Notionにはデータベースという機能があり、これがとても便利です。データベースに登録したアイテムを、Excelのようにテーブルベースで閲覧することもできますし、日時のプロパティがあるならばカレンダーやタイムライン形式で見ることも出来ます。画像を埋め込んであるのならばそれが一目でわかるギャラリービューというのもあります。
とにかく、データベースを上手く活用することが出来るととても便利だということです。
まずは英単語をどのように覚えるのかという一例を挙げさせていただきます。
このように、習熟度と使用頻度という2軸で単語を分類し、使用頻度の高い物から優先して勉強していく、というものです。
知らなかった単語があったら調べ、すぐメモるという使い方をしているので、プロパティは和訳のみしか入れてませんが、逆に覚えることが少なくて混乱しません。例文なんかがあっても良いですね。
こういう使い方をYouTubeで見たので、早速実践してみてますが、これを数学などの他の分野に応用した例がこちらです。
これも習熟度とテストで出る度合いで分類しています。使用頻度が高い公式から、そして覚えていない公式から覚えています。
中身はこうなっています。
NotionはTex数式で書くことが出来るので、数式を書くのも簡単です。Texが使えない人は、画像を貼りつけるとかでもいいですよね。
このデータベースの良いところ
それは、出来たアイテムを、自由自在に動かすことが出来るところです。例えば、一度頻出度が低いと思ってアイテムを作ったが、意外とよく使う、といったときに、横にドラッグするだけで分類が変わります。また、習熟度が上がり、覚えてきたと判断したら、今ある分類の場所から、別の場所にアイテムをドラッグすれば、習熟度の分類を変えることが出来ます。そうすることで、今自分がどれぐらい覚えているかが一目でわかります。そして、覚えてきたらそれを変更できます。つまり、インタラクティブな操作が出来る暗記帳なわけです。
作り方
英単語の方も公式の方も作り方は簡単で、ボードビューでデータベースを作り、2軸のプロパティを設定したら、レイアウトとかをいじったり、サブグループを設定することでこのような見た目になります。反応があれば詳しい説明を書こうかと思いますが、Notionは簡単で使いやすいところが最大の特徴だと思っていて、簡単にこういったデータベースを作ることが出来るので、ちょっと試行錯誤すれば誰でもいい感じに作れちゃいます。
右側に余白が出来ちゃってるのはご愛嬌。(直し方?がわかる方いましたら教えていただきたいです...)
おわりに
Notionは色んな使い方が出来ます。僕は隙間時間に、このデータベースをスマホで開いて勉強したりしています。ぜひ活用してみてください。
何か改善したら使いやすいとか、もっとこうしたらいいというのがありましたら、コメントで教えてください。