はじめに
先日合格したので、自分が行った試験ラボの対策を書いていこうと思います。
成績
合格ライン720に対して、735でかなりギリギリでした。
勉強される方は本記事以上のことをやっておいた方がいいという基準になるかと思います。
筆者スキル・経験
普段はAWS SAMやCloudFormationでLambda等のサーバレスサービスを作って試用しているだけです。
SOAの試験範囲のサービスは、上記のサービスを除きほぼ触ったことがないです。
試験ラボとは
公式の説明では以下のように記載されておりよくわかりませんが、私の認識は、「試験時に提供されるAWS環境上で、特定のシナリオをこなせるかを試す試験方法」になります。
試験ラボ: 提供された AWS アカウントの AWS マネジメントコンソールまたは AWS CLI で、特定のシナリオに必要なタスクを完了します。
選択式の問題に加え、この方式の試験がSOAにはあります。
準備
選択式の勉強方法に比べ、試験ラボの勉強方法はとても少ないので、私が行った方法を記載していきます。
ピアソンVUEのサンプル(操作確認程度)
試験をピアソンVUEで申し込むと、申込内容の確認メールに無料のサンプル試験ラボの案内について記載されています。
これは、3回受けることができるようで、最初の試験から90日の間有効のようです。
ですが、私は2回受けましたが、同じ問題でした。そのため、試験ラボの雰囲気や手順を確認する、程度の位置づけになると思います。
若干わかりづらかったので、画面のスクショと一緒に手順を記載します。
- メールにURLがあるのでアクセス。
- 「トレーニングキーに登録」をクリック。
- メールに記載されているトレーニングキーを入力。
- 自分の情報ではなく、メールに記載されている各種情報を入力します。
- 登録が完了すると、ホーム画面が表示されます。
- アクティビティから、「起動」でサンプル試験ラボを開始します。
- 起動まで待ちます。3分ほどかかりました。
- 起動後は画面に従って回答します。サンプルはすべて英語でした(実試験は日本語でした)。
試験ラボ対策問題
AWS公式
AWS公式から、試験ラボの例として1問あります。例として挙げられている以上試験に出ることはないでしょうが、対策問題がなかったのでやりました。
Udemy
Udemyの模擬試験にも、試験ラボの例がある講座がありました。その講座では最後の方に2問、試験ラボを想定した問題が入っており、それを見ながら自分のAWSアカウントで手を動かしていました。
本記事記載時点で、該当の講座は登録を行っていませんでしたので、講座名やリンクは載せないこととしました。
ハンズオン
一切と言っていいほど、行っていませんでした。
(その他)選択式の対策
試験時間180分に向けた特訓
これもUdemyの模擬試験を使いました。問題の正答率も重要ですが、180分という長丁場に対してどう向かっていくか、という訓練も必要と感じたので、その観点で行っていました。
問題
選択式の問題については、TechStok(旧koiwaclub)を解いていきました。後半50セクションからよく出ると聞いたので、そこを繰り返して勉強しました。
また前日に開催された以下のイベントに参加していました。
未参加だったら合格していなかったかも…と感じています。
おわりに
試験ラボについての情報が少なかったので、自分の体験を記事にしてみました。
試験ラボはサンプル問題が本当に少ないので、「問題を解く」という勉強方法ではなく、ハンズオンなどを行っての対策がよいかと思います。
受験される方の助けになれば幸いです。