インスタンスメソッドとは

インスタンスメソッド

オブジェクト指向プログラミングにおいて、クラスのインスタンス（オブジェクト）に対して実行される操作や振る舞いを表現するためのメソッド
インスタンスメソッドは、インスタンス変数にアクセスし、そのインスタンス固有の振る舞いを実現するために使用される

インスタンスメソッドのできること

• クラス内に定義され、そのクラスのインスタンスに対して呼び出す
• インスタンス変数の値を読み取る、変更する
• 他のメソッドを呼び出す
• 計算をする
• 特定の操作を実行する

インスタンスメソッドの使用例

public class Person {
    String name;
    int age;

    public void sayHello() {
        System.out.println("Hello, my name is " + name + " and I am " + age + " years old.");
    }

    public void celebrateBirthday() {
        age++;
        System.out.println("Happy birthday! Now I am " + age + " years old.");
    }
}

PersonクラスにはsayHello()とcelebrateBirthday()という2つのインスタンスメソッドが定義されている
sayHello()メソッド：インスタンスのnameとageの値を使用して挨拶文を表示
celebrateBirthday()メソッド：インスタンスのageを1つ増やし、誕生日のメッセージを表示

• インスタンスメソッドは、クラスのインスタンスに対して呼び出される
  　　→各インスタンスごとに異なる結果を生成できる

• インスタンスの状態や属性にアクセスするためにインスタンスメソッドを使用し、インスタンス固有の操作や振る舞いを実現できる