時間が無い人のための CNCF News まとめ
Jaxenter: “CNCF survey reveals 78% use Kubernetes in production” - March 9, 2020
- これは先週に続き、CNCF 2019 Survey に関するフィードバックですね。内容割愛。
CNCF Joins Google Summer of Code 2020! - March 9, 2020
- タイトルどおりですが、CNCF が GSoc:Google Summer of Code 2020 に参加するというアナウンスです。
- GSoC自体は特定のタイミングで実施されるというイベントではなく、半年程度掛けて学生中心に専用プロジェクトの機能開発を行うという形式のようです。
- CNCF はすでに2017,18,19と過去3年間参加しており、昨年は17人のインターン生をホストしている。
- CNCF もプロジェクトアイデアを募集しており、学生たちの参加を呼びかけています。
- kubernetes, Thanos, TiKV など多くのプロジェクトに対して、既に多くのアイデアが公開されています。(募集もされてますのでアイデアある方は是非)
- https://github.com/cncf/soc#project-ideas
- 学生の参加応募は 3/31 14:00 ET まで。
LifeMiles: Building an Agile Loyalty Program with Kubernetes - March 12, 2020
- LifeMiles のユースケースの紹介
- LifeMiles は南アメリカの Loyalty programs を提供する会社
- 親会社のデータセンターからAWS+K8sに移行を行い、2017年7月にプロダクションリリース
- 結果として以下のインパクトを享受
- デプロイ間隔が、時間or日単位から分単位
- インフラ作業が50%程度削減
- リソースキャパシティ倍増
- 可用性向上
Cloud Native Computing Foundation Announces Splunk as Gold Member - March 12, 2020
- Splunk が CNCF Gold Member になったと発表
- 元々 Splunk は、2017年に Silver member として CNCF に参加していた
- Splunk は OpenTelemetry のアクティブコントリビューターである Omnition を買収し、Kubeccon + CloudNativeCon での CNCF scholarship プログラムのスポンサーにもなっておいる。
- CNCF member 一覧はこちら
Computing: What’s happening with serverless cloud? - March 12, 2020
- 3つの組織の代表にサーバレスクラウドに関する見解をインタビューしたよ、という内容。
- モニタリング・アナリティクスのベンダ2社、CNCFの代表
- 残念ながら本編は computing の会員登録をしないと見れず。。。(面倒だったので一旦やめました)
DevClass: “CNCF starts new artifact hub” - March 12, 2020
- 先日公開された CNCF Hub 紹介記事。(なんかCNCFのサイトからはこちらのブログリンクが削除されていたんですがなんだろう)
- 引用元の DevClass の記事URL -> https://devclass.com/2020/03/12/cncf-starts-new-artifact-hub/
- CNCG Hub は Webベースのアプリケーションで、CNCFプロジェクトに特化したアーティファクトを見つけたり、ダウンロードしたり、publish したりできる。実際に利用する際は git ベースなので、CNCF版github、ですかね。
- 一応、Github よりも簡単に利用できるような工夫点として、各パッケージのインストール方法は、helm 経由に統一されてそうな感じです。
- 最初ググってそれっぽいところ (hub.cncf.io) にアクセスしたら SSLエラー(Common Name が違う)で怒られたんですが、、、ブラウザでアクセスするもんじゃないのかな。
- と思ったら https://hubtest.io/ が現状のサイトみたいですね。最終的には hub.cncf.io になるでしょうけど。
- こっちに詳細あり -> https://github.com/cncf/hub
- 現状は pre-alpha とのことなのでお試し程度でどうぞ。現時点(2020/3/18)で、378パッケージ/11513リリースが登録されています。
Is IT suffocating your organization? Here’s how to get your contextual data pipelines right - March 13, 2020
- データ分析に関するトピック。テクノロジカルなトピックではない。
- 「データパイプラインのキーが任意の部署にある」、という事実がボトルネックであり、プロセスを遅らせる。
- データソーシングとパイプラインの民主化を進めるべし。
- データの民主化プロセス= Contextual なデータ(収集・分析する価値のあるデータ)を認識すること、全データを集めるというアプローチから脱却すること
ディスクレーマ
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