この記事は以下の続き?である.
これだけ読んでも問題はない、はず.
とあるオンラインツール●●使いの人が「久しぶりにPower Pointで発表資料作ったら、●●なら簡単にできることが一手間多すぎて~」と嘆いており、「それってガイドでできない?」と操作方法を教えたら「6年前に知りたかった!」と言われたので
たぶん何十番目かの煎じだけど、まとめておく.
スライド内のオブジェクトを揃えるだけ、は除外
そういう場合は、普通に「オブジェクトの位置の配置」以下のコマンド群を使ってください。
右揃えとか中央揃えとか、感覚を均等にするとか...
で。位置、揃えたいよね?
配布されたPDFでもpptxでも
投影されたスライドショーでも何でも良い
ページをパラパラめくっていると
ほぼほぼ同じ位置にあるオブジェクトが実は微妙にズレていて
ガタガタするのが目視できることはないだろうか
イラッ
パワポには、スライド中央 or 左上隅 を原点とした、ちゃんとした位置情報が存在する.
ので!
オブジェクトの位置は揃えていただきたい.
おい!おいこらそこ!!
モニターに定規当てて、ぷるぷるする手でマウス操作してオブジェクトを移動するんじゃない!!!
おーけー。
揃え方がわからんというなら、この何十番煎じかわからない記事を読むと良い。
パワポはスライドマスターから設計しろ
位置合わせで頼りになるのが「ルーラー」と「ガイド」だ.
グリッド?
それはスライド内での位置合わせに使えるやつだ.
さっきのパラパラ漫画みたいなガタつきには
スライドマスターとガイドが役に立つ.
で、ガイドを作るときに使うのがルーラー.
ということで
- スライドマスター表示に変える
- スライドマスターの外 (余白) で右クリック → ルーラーにチェックを入れる
- 同じく右クリック → [グリッドとガイド] の [ > ] をクリック → ガイドにチェックを入れる
スマートガイドもチェックを入れておいたほうが吉.
グリッド線は好みでOK.
余白で右クリックするのは、うかつにオブジェクトを選択しないようにしているだけだ.
ところで
「スライドマスター」と「レイアウト」の区別はついているな???
なに首を傾げているんだ!ちゃんとリボンにも、別々にコマンドがあるだろうが!!

マスターはテーマを定義するもの、レイアウトは目的別にデザインを定義するものだ.

で
ちゃんと今は「マスター」を選択して作業をする.
ルーラーを表示すると、マスターの紙面ど真ん中を原点とする定規が表示されている、はず.
ガイドを表示すると、座標 (0, 0) で交差するオレンジ色の破線2本が表示されている、はず.
このオレンジ色の破線はドラッグすることができる.
このとき、移動した位置をtooltipで教えてくれる.

この数値を見ながら、論理的に正しい位置にガイドを移動することができる.
ガイドは何本でも追加できるので、
- 紙面中央を示す、水平・垂直ガイド 計2本
- 余白 (これより外にはコンテンツを置かない) を示す、水平・垂直ガイド 計4本
ルーラーが数値を表示してくれるから、上下左右、対称な位置にガイドを置くことができる.
レイアウトでも設計しろ
次は「レイアウト」のどれか1つを表示して作業する.
レイアウトをみると、マスターで設定したガイドが表示されていることに気づくだろう.
ちなみに、マスターで設定したガイドは レイアウトで変更できない.
素晴らしいだろう.
ということで、マスターのガイドが示す範囲内で、
各レイアウトのコンテンツの位置を設計し、ガイドを追加していくことができる.
垂直/水平ガイドを追加すると、これまた原点 (0, 0) の位置に作られるので
マスターガイドと被っていて、ぶっちゃけ見えない.
出来ているはず!と信じてドラッグするのだ!

こんな感じで、横2列のコンテンツがあるレイアウトのガイドを作った.
え?ガイドが見えにくい?仕方ないな~
[選択ウィンドウ] で配置されたオブジェクトのVisibleを全部OFFってと...

グリッド線をOFFったから、これなら見えるよね

お気づきかと思うけれど、
- マスターガイドは赤
- レイアウトガイドはオレンジ
と色が違うので、区別できる.
あとはオブジェクトの配置やサイズを、ガイドにあわせて修正するだけ.

せっかく揃えた位置・サイズが、うっかり操作でズレたら悲しいから、
オブジェクトはちゃんとロックしておこう.

これでオブジェクト内のテキストは変更できても
位置はずらせないようになった!
スライドでもガイドを使え
標準表示に戻すと、各スライドには、適用したレイアウトのガイド (含むマスターガイド) が表示されている.
同じスライドに、さっき編集したレイアウトを適用すると、

マスターガイド、レイアウトガイドが表示される.
もちろん、スライドガイドというものもあって、これは灰色で表示される.

スライドガイドは全スライドに表示される.
それの何が嬉しいかというと、基本は、複数のマスターを使っている場合だ.
別のパワポ資料を引用したり、どうしても異なるマスターを適用する場合がある.
でも1つの資料なのでパラパラ漫画みたいなガタつきは許しがたい.
それへの解法が、スライドガイドになる.

マスターガイドが違う位置にあるスライドだが、スライドガイドの位置は同じ.
なお、いずれの種類であっても、
要らなくなったガイドは、スライド紙面の外までドラッグすると消滅する.
ガイドを使うまでもないとき
ガイドは基本、全スライドに適用されるようなものなので、
「そこまでするのはな~。使わないガイドあると邪魔だし~」と思うときはある。
そんなときは [図形の書式] ウィンドウを使う.
位置を揃えたいオブジェクトを選択して [図形の書式] ウィンドウで
バツン!と絶対値を入れれば、まあ、ズレるはずがないのである.

※オブジェクトの位置は何故か左上隅がデフォルトで原点になっている.
まあ、紙面設計をするときはそのほうが自然ではあるが...
ガイドと同じく中央を[始点]に設定することも可能
蛇足
そこまでして何をしているの?と思うかもしれない.
例えば、レーダーチャートを塗りつぶしたいが、軸は表示させたい、という要望を叶えましたねえ...

- レーダーチャートのデータは軸の上に描かれるので、塗りつぶすと軸が隠れる
- じゃあ、グラフを複製して全く同じ位置に置いて、上に置いたグラフはデータを非表示にすると...上図になる
- これを、データのカテゴリごとに1スライド、全5スライド用意
データ違いの同じグラフが続くので、パラパラするとガタつきが目立ちましてねえ...
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