LoginSignup
9
2

Bitriseのキャッシュ機構(最新)

Last updated at Posted at 2024-01-22

Bitriseにはキャッシュ機構が3種類存在します。今回は使用頻度の高い2つについてまとめました。

  1. Branch-based caching ⭐️
  2. Key-based caching ⭐️
  3. Remote build caching

Branch-based caching

従来から使われているキャッシュ機構。ブランチ毎にキャッシュが作成されます。
作成したキャッシュは同一のサーバー上のみで使用することができます。

使い方

キャッシュの作成にはBitrise.io Cache:Pushを使います。

このステップではCache pathsにキャッシュ対象のパスを指定します。
例えばCocoaPodsであればこうなります。

# CocoaPods
./Pods -> ./Podfile.lock

キャッシュの使用にはBitrise.io Cache:Pullを使います。

これは特に値を指定する必要はないので、ステップを追加するだけでいいです。

キャッシュの期限

  • 作成・更新から7日間
  • 作成ブランチがビルドされたらそこから7日間にリセット

ブランチにキャッシュがない場合
デフォルトブランチのキャッシュが使用されます。

Key-based caching

キャッシュをキーで管理し、そのキーで参照し使用します。ブランチベースキャッシュと異なり、ブランチやサーバーに関係なくキャッシュを共有できます。

使い方

依存関係マネージャは専用のステップが存在するのでそれを使用します。

現在用意されている専用ステップ

  • CocoaPods
  • Swift Package Manager
  • nmp
  • Gradle
  • Carthage
  • Dart

全ての専用ステップにキャッシュの保存と取得があります。

専用ステップのないものは、汎用的なキーベースキャッシュのステップが存在します。

キャッシュの期限

  • 作成・更新から7日間

生成されたキャッシュの確認

ワークスペース > App Settings > BuildsManage build cachesに生成されます。

9
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
2