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Customizable Sequencer Track トラックを使ってみた話

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今回は、上手く行かなかった話になります。
再生されているレベルシーケンサーの時間を見て、アクターへアクション(パラメータの変更、関数呼び出し)させたい方法をがないかを健闘した話です。
今回、さわってみたのは、『Customizable Sequencer Track』というプラグインになり、ブループリントだけで、独自のトラックが作れるとのことであったので、検証してみました。
現在は、ベータ版が公開されており、リンク先がドキュメントになります

確認環境

Windows 11 Pro
UnrealEngine 5.3.2

できる事

  • 独自の『トラック』『セクションが』作成できる
  • C++ではなく、ブループリントだけで完結する
  • 作成したトラックやセクションの『セクションの開始』『セクションの終了』等イベントを取得する事が出来る

セクションの開始と終了に合わせておけば、特定のセクションが終わったタイミングのトリガーになりそう。
レベルシーケンサーの終了を検出するトリガーにできそう。

できない事

  • Tickを作れないが『SequencerTrackInstance』を継承したクラスで『OnUpdate』を呼び出せる
  • キーフレームを打てず、トラックとセクションしか作成できない

例えば、OnUpdateで、現在のフレームを監視させて、時間を見てアクターへのトリガーに出来ないかと調べてみましたが、プラグイン内で用意されている物だけでは出来ません。
また、トラックからシーケンスの情報は取れると、何かできるかも知れないが、実現するにもデモ、エンジン改造が必要です。

まとめ

今後のアップデートでキーフレームを打てるようになると、もっと使い方の幅が広がりそうです。今後のアップデートに期待ですね。
現状だと、セクションの区切りを監視させておく用途など、使えるかも知れません。

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