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記事別UU数の月次データを可視化する(BigQuery->Looker Studio)

Last updated at Posted at 2023-09-20

これはなに

  • BigQueryに入れているオウンドメディアのデータをLooker Studioで可視化した時の手順を備忘のためにまとめたもの
  • なお、データはtrocco®を使ってデータソースからBigQueryに転送しており、データマートが作られている状態からスタートしています。
    • 今回はBigQuery->Looker Studioの部分を切り出して記事にします。

ゴール

  • ページ毎に月次のUU数の推移を見られるようにします。
  • また、特定のページのみを表示させられるようにします。

bigquery-to-lookerstudio_mys-09.png

こんな方におすすめ

  • GA4のレポート機能にまだ慣れていなくて苦手だ…と思っている人
  • 記事別の月次UUをスプレッドシートで可視化しているが管理が手間だと感じている人
    • 今回はUU数を可視化しますが、PV数・CV数でもなんでもOKです

BigQueryのデータをLooker Studioで可視化する手順

Looker Studioでレポートを新規で作成する

Looker Studioにアクセスし、空のレポートを開く
bigquery-to-lookerstudio_mys-01.png

データをつなぎこむ

データソースへの接続は公式のドキュメントを確認しましょう

データのレポートへの追加が表示されるので、BigQueryを選択する
bigquery-to-lookerstudio_mys-02.png

プロジェクトデータセットを選択し、該当のテーブルが表示されたら追加する
bigquery-to-lookerstudio_mys-03.png

レポートに追加を押す
bigquery-to-lookerstudio_mys-04.png

データを可視化する

今回はヒートマップ付きピボットテーブルを選択
設定でディメンションを設定する

設定する項目 ディメンションに設定するフィールド名
行のディメンション url
列のディメンション month
指標 all_uu
並べ替え month

並び替えで降順を選択すると、左から右へ月がすすむように表示される

ディメンションに設定するフィールド名はあくまでも一例です。適切なものを選びましょう。

bigquery-to-lookerstudio_mys-05.png

こんな感じになります
bigquery-to-lookerstudio_mys-06.png

特定のページを検索できるようにする

このままだと見づらいので、特定のページを検索できるようにします

コントロールを追加から高度なフィルタを選択
bigquery-to-lookerstudio_mys-07.png

コントロール フィールドurlが選択されていることを確認し、次を含むに設定する
bigquery-to-lookerstudio_mys-08.png

これで、特定のURLなどを入力して月次の数値を確認することができるようになりました
bigquery-to-lookerstudio_mys-09.png

まとめ

  • 必要なデータがBigQueryのどこにあるかわかれば、かんたんに可視化できる
  • SQLを書けなくてもDWH(データウェアハウス)にあるデータを活用できる
    • ※データマート作成の時にはクエリが必要になります
  • Excelやスプレッドシートのピボットテーブルを使えればLooker Studioでの設定は迷わない

おまけ

複数のデータソースのデータを一箇所にまとめてグラフや表にまとめたい…という方は、trocco®のフリープラン(無料)を使って実践してみてはいかがでしょうか。

▼trocco®のフリープランを使ってみる
https://trocco.io/lp/inquiry_free.html

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