これはなに
- BigQueryに入れているオウンドメディアのデータをLooker Studioで可視化した時の手順を備忘のためにまとめたもの
- supported by @SoySoySoyB
- なお、データはtrocco®を使ってデータソースからBigQueryに転送しており、データマートが作られている状態からスタートしています。
- 今回はBigQuery->Looker Studioの部分を切り出して記事にします。
ゴール
- ページ毎に月次のUU数の推移を見られるようにします。
- また、特定のページのみを表示させられるようにします。
こんな方におすすめ
- GA4のレポート機能にまだ慣れていなくて苦手だ…と思っている人
- 記事別の月次UUをスプレッドシートで可視化しているが管理が手間だと感じている人
- 今回はUU数を可視化しますが、PV数・CV数でもなんでもOKです
BigQueryのデータをLooker Studioで可視化する手順
Looker Studioでレポートを新規で作成する
Looker Studioにアクセスし、空のレポート
を開く
データをつなぎこむ
データソースへの接続は公式のドキュメントを確認しましょう
データのレポートへの追加
が表示されるので、BigQuery
を選択する
プロジェクト
、データセット
、表
を選択し、該当のテーブルが表示されたら追加
する
データを可視化する
今回はヒートマップ付きピボットテーブル
を選択
設定
でディメンションを設定する
設定する項目 | ディメンションに設定するフィールド名 |
---|---|
行のディメンション | url |
列のディメンション | month |
指標 | all_uu |
並べ替え | month |
※並び替え
で降順を選択すると、左から右へ月がすすむように表示される
ディメンションに設定するフィールド名はあくまでも一例です。適切なものを選びましょう。
特定のページを検索できるようにする
このままだと見づらいので、特定のページを検索できるようにします
コントロール フィールド
でurl
が選択されていることを確認し、次を含む
に設定する
これで、特定のURLなどを入力して月次の数値を確認することができるようになりました
まとめ
- 必要なデータがBigQueryのどこにあるかわかれば、かんたんに可視化できる
- SQLを書けなくてもDWH(データウェアハウス)にあるデータを活用できる
- ※データマート作成の時にはクエリが必要になります
- Excelやスプレッドシートのピボットテーブルを使えればLooker Studioでの設定は迷わない
おまけ
複数のデータソースのデータを一箇所にまとめてグラフや表にまとめたい…という方は、trocco®のフリープラン(無料)を使って実践してみてはいかがでしょうか。
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