社内のVDI環境を触っていて、日本語入力周りが色々面倒だなぁと感じる1今日このごろですが、
普段使っているGoogle日本語入力のキーバインド設定について記しておきます。
やりたいこと
SKKとAnthyの個人的に好きな部分をパクりつつ、
- 入力モード切り替え
- 変換中の文節の調節
- 英数字,カタカナ,ひらがなへの変換
を手軽にできるようにします。
設定方法
下記のように設定します。
モード | 入力キー | コマンド |
---|---|---|
直接入力 | Ctrl + j | IMEを有効化 |
入力文字なし | l | IMEを無効化 |
変換中 | Ctrl + o | 文節を伸ばす |
変換中 | Ctrl + i | 文節を縮める |
変換中 | Ctrl + b | 文節を左に移動 |
変換中 | Ctrl + f | 文節を右に移動 |
変換中 | Ctrl + a | 文節を左端に移動 |
変換中 | Ctrl + e | 文節を右端に移動 |
変換前入力中 | Ctrl + k | 全角カタカナに変換 |
変換前入力中 | Ctrl + l | 半角カタカナに変換 |
変換前入力中 | Ctrl + u | ひらがなに変換 |
変換前入力中 | Ctrl + r | 全角英数に変換 |
変換中 | Ctrl + k | 全角カタカナに変換 |
変換中 | Ctrl + l | 半角カタカナに変換 |
変換中 | Ctrl + u | ひらがなに変換 |
変換中 | Ctrl + r | 全角英数に変換 |
Ctrl+o / Ctrl+iで文節位置を変更するのはAnthyから取っています。
Ctrl+j / lで日本語入力のon/offを切り替えるのはSKKで一番好きなキーバインドです。
個人的に、半角/全角キーを押すよりもかなり快適です。
Ctrlを使わないキーバインドの設定について
ちなみに、Google日本語入力の設定画面からは「l」だけのキーバインドが設定できませんが、
キー設定画面の「編集」→「エクスポート」を選ぶと出力されるkeymap.txtを直接編集すれば設定可能です。
keymap.txt内に下記の行を追加してから「インポート」で取り込んでください。
Precomposition l IMEOff
本設定によるkeymap.txt
初期設定のコマンドが割と放置されていてあまり綺麗ではないですが、
keymap.txtを貼っておきます。これを保存して取り込んで貰ってもOKです。
https://github.com/dj-kata/open_misc/blob/master/lib/keymap.txt
おわりに
Google日本語入力は固有名詞に強かったり電卓として使えたりするのもいいですが、
キーバインドを自由に弄れるのも個人的にかなり好きです。
オススメの設定があったら教えてください。
-
管理者権限を使うことができないため、JIS配列しか使えなかったりMS-IME以外のインストールも不可能だったり。 ↩