Rubyを学習した後に、Pythonの勉強に入った方がいらっしゃると思います。そしてPythonの勉強中、「Rubyのあのメソッドって、Pythonではどう書くんだろう」となることがあると思います。今回は、そのto_s
版です。
結論
.py
Ruby => 文字列に変換したい値.to_s
Python => str(文字列に変換したい値)
例
.py
# Rubyの場合
name = SampleUser
name.to_s
# "SampleUser"
# Pythonの場合
name = SampleUser
str(name)
# "SampleUser"
追記
@shiracamus さんコメントより引用(ありがとうございます!!!)
各オブジェクトは __str__メソッドや __repr__メソッドを持っています。
str関数(実体はstrクラス)はそれらのメソッドを適切に呼び出して文字列化し、さらに文字コード変換してくれます。
参考: https://docs.python.org/ja/3/library/stdtypes.html#str
>>> 123 .__str__()
'123'
>>> 3.14.__str__()
'3.14'
>>> None.__str__()
'None'