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【AWS VPC入門】1.VPC/Subnet

Last updated at Posted at 2018-12-24

前回までの記事

【AWS VPC入門】0.概要

今回のゴール

  • AWSコンソール画面からVPCを作成する。
  • 作成したVPCにパブリックサブネットとプライベートサブネットを追加する。

VPC

AWS上で論理的に分離されたネットワークです。
EC2インスタンス等を配置する場合は利用可能なIPアドレスの範囲を決定し、サブネットを作成する必要があります。
AWSではアカウント作成後すぐにEC2インスタンス等が利用可能な状態になっていますが、これはデフォルトのVPCやサブネットの作成をAWS側ですでに完了しているためです。

サブネット

VPCのIPアドレス領域をさらに切り分けて「サブネット」を作成します。
サブネットは必ずいずれかのアベイラビリティゾーンに配置される必要があります。
今回は「public」と「private」の2種類のサブネットを作成します。

CIDR

AWS上でのアドレス表記ではCIDR表記が使われています。
ネットワーク部とホスト部を指数を用いて表現しています。
今回は割り当て可能なホスト数が一番多い クラスA 10.0.0.0/16 を利用します。

IPアドレスの基礎知識

VPCの作成

実際にAWS上でVPCとサブネットを作成していきます。

AWSにログインし、VPCのダッシュボードから「VPC」をタグを選択します。
スクリーンショット 2018-12-02 18.42.08.png

「Create VPC」のボタンからVPCの作成に進みます。
今までにVPCを作成したことがなければ、冒頭で触れたデフォルトVPCのみが存在する状態になっているかと思います。
スクリーンショット 2018-12-02 18.40.19.png

以下の内容を入力しSampleVPCを作成します。
スクリーンショット 2018-12-02 19.01.16.png

項目 設定値 内容
Name tag SampleVPC VPC領域の名前
IPv4 CIDR block 10.0.0.0/16 割り当てるアドレス領域
IPv6 CIDR block No IPv6 CIDR Block IPv6利用する場合は指定(今回は不要)
Tenancy default 他ユーザーとハードウェアを共有するかどうか

サブネットの作成

続いて作成したVPCにサブネットを作成していきます。

VPCのダッシュボードから「サブネット」タブを選択し、「サブネットの作成」へ進みます。
スクリーンショット 2018-12-02 19.08.39.png

以下の内容を入力しPublic用のサブネットとPrivate用のサブネットを作成します。

スクリーンショット 2018-12-02 19.11.24.png

| 項目| 内容 | Publicサブネットの設定 | Privateサブネットの設定
|---|---|---|---|---|
| 名前タグ | サブネットの名前 |SamplePublicSubnet |SamplePrivateSubnet
| VPC | 作成するVPC領域 | 上記で作成したVPC | Publicと同じ
| VPC CIDR | 上記で指定したVPCのアドレス領域| 指定無し | Publicと同じ
| アベイラビリティーゾーン | 配置するAZ | ap-northeast-1a | Publicと同じ
| IPv4 CIDR ブロック | 割り当てるアドレス領域 | 10.0.192.0/26 | 10.0.193.0/26

以上でVPCとサブネットの作成が完了しました。

次章

【AWS VPC入門】2.EC2/Internet Gateway/Route Table

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