プロローグ
新人SEが資格受けてみた第2弾です。
もう入社から1年が経とうとしており「新人」と言えなくなるのが早すぎて怖いですね...
私が今回受けたのはタイトルにもあるように「CompTIA Security+」という資格です。
前回はAWSの資格だったので知っている人も多かったと思いますが、今回は知ってる人少ないのではないでしょうか。
...分かります、名前いかついですよね。
実は私、セキュリティに関する部署に所属していまして、その影響で受けてみました。
(とは言いつつ仕事でセキュリティに直接携わっているわけではなく、仕事の合間を縫ってセキュリティを学ぶ機会がある、という程度ですが)
ということでSecurity+を受けようとしているあなた!ぜひ読んでみてください!
目次
1.CompTIAとは
2.CompTIA Security+
2-1.試験内容
3.試験勉強
4.エピローグ
CompTIA
CompTIAについて詳細は以下をご覧ください。(正直自分もよく分かってないので...)
簡単に言うと、CompTIA(Computing Technology Industry Association)は グローバルなIT業界団体 です。
セキュリティだけでなく、ネットワークやクラウドなど様々なITに関連する資格を提供しています。難易度も簡単なものからプロフェッショナル向けのものまで取り揃えているようです。
グローバルということもあって世界的にも認知されていますし、特定の製品に依存しない資格のためどこでも生かせる資格であり、各分野で必須となるスキル・知識を得られる点が良い点だと思います。
CompTIA Security+
今回私が受けたCompTIA Security+は、数あるCompTIA資格の中の「セキュリティ」分野の第一段階(?)に位置していて、実務未経験者でも勉強すれば合格できる資格です。
下にCompTIA認定資格のページを載せましたが、めっちゃ多いですね。
で、こちらがSecurity+のページです。
ご丁寧に出題範囲と出題割合まで書いてあります。ざっとまとめると
| 出題範囲 | 割合 | 詳細 |
|---|---|---|
| セキュリティコンセプトの概要 | 12% | セキュリティコントロール
基本概念 変更管理 暗号ソリューション |
| 脅威、脆弱性、軽減策 | 22% | 脅威アクターと動機
脅威ベクターと攻撃面 脆弱性 悪意ある活動 緩和技術 |
| セキュリティアーキテクチャ | 18% | アーキテクチャモデル
エンタープライズインフラ データ保護 レジリエンスと復旧 |
| セキュリティオペレーション | 28% | コンピューティングリソース
資産管理 脆弱性管理 アラートと監視 エンタープライズセキュリティ アイデンティティおよびアクセス管理 自動化およびオーケストレーション インシデント対応 データソース |
| セキュリティプログラムの管理と監督 | 20% | セキュリティガバナンス
リスク管理 サードパーティリスク セキュリティコンプライアンス 監査と評価 セキュリティ意識向上 |
とこんな感じです。
結構幅広く出題されるな~というところでしょうか。
出題割合や出題範囲については変わる可能性があるので、受験の際にしっかり確認してください
試験内容
試験詳細は以下のような感じです。
| 試験時間 | 90分 |
|---|---|
| 合格点 | 750 / 900 ( ←高くね...? ) |
| 問題数 | 77問 (最大 90問 ?) |
| 試験形式 | 多肢選択式問題、PBQ |
基本的には、問題文を読んで4つの選択肢から正解と思うものを選ぶよくある試験です。
ただ、最初に2問ほどパフォーマンスベーステスト(通称PBQ)と呼ばれる問題が出ます。
1問は、プルダウンから答えを選んでいく問題です。
ここでは短い状況説明文があり、その状況に対応する選択肢と、その対応策をそれぞれプルダウンから選びます。イメージはこんな感じ↓

"語句"ではワーム、ランサムウェアなどがありました(ボットネットとかもあったような)。
いろんなマルウェアやセキュリティ関係の語句って感じですね。
"対策"では脆弱性パッチを適用する、管理者パスワードを変更するなどがありました。
プルダウンの選択肢はそれぞれ10個程あったので、どの状況がどのマルウェアに感染しているときで、それぞれどんな対策が有効なのかは関連付けて押さえておくといいと思います。
そしてもう1問はサーバーのログを見て答える問題です。
画面に5台のサーバと、1つのファイアウォールのアイコンが表示されます。それらをクリックすると、それぞれのログが見られます。そのログを見て
・ウイルスの感染源である
・ウイルスに感染している
・ウイルスに感染していない
を判断する問題です。
これは初見だと慌ててしまいますが、対策していればログのどこが重要なポイントかが分かるようになるので、そこまで難しく考えなくて大丈夫です。
残りの75問は最初に述べたように、4つの選択肢から正解を選ぶよくある多肢選択式問題です。
セキュリティに知見がある方なら知っている言葉は多いかもしれません。
試験勉強
先輩社員からおすすめのあったTACの教材を用いました。
上記ページの「Security+(SY0-701)Web模擬試験コース」というコースを購入しました。
内容としてはこんな感じ。

ここには書いていませんが、各分野でランダムに5問出題されるモードやPBQ対策もありました。PBQに関しては出題形式は若干本番と違いましたが、試験として解くべき内容はほぼ同じだったので本番も慌てずにできたと思います。各解説も丁寧に記載されており、教材としては大変満足な内容でした。
注意点としては受講期間が2か月となっており、開始から2ヶ月後には利用できなくなる点です。Security+なら2ヶ月あれば試験勉強としては十分ですが、ゆったり勉強したい人や勉強時間を確保できるか分からない人にはおすすめできません。
また、「リテイクチケット付き」の購入を強くお勧めします。こちらは教材+受験チケットのセットなのですが、リテイクチケットが"試験に落ちてしまってももう1度受けられる" という代物です。値段を見て分かる通り、2回分と考えるとかなりお得なんです!
教材は2ヶ月限定ですが、チケットは8ヶ月くらい使えるっぽいです。
チケット有効期限は変わる可能性があるので、購入時にご確認ください
チケット付きを購入した後は、ピアソンVUEのページから試験、場所、時間を選び、最後にチケット番号を入力することで試験の予約をすることができます。
私は10月頃に教材を購入し、11月に開始、そこから2ヵ月(11月,12月)勉強しました。
普段の試験は入念に準備して自信が付いたら受けるのですが、今回は仕事が忙しく勉強時間をあまり確保できなかったことや教材が期間限定なこともあり、
「もう教材も使えないし、1回落ちてももう1回受けられるからとりあえず受けるか」
という気持ちで受け、合格点750点のところを765点でぎりぎり合格できました。
これはTAC教材がかなり勉強しやすかったからだと思います。良かった点としては
・かなり実践に即していたこと(同じような問題がそこそこ見られた)
・パフォーマンスベーステスト対策もしっかりできたこと
・解説が丁寧だったこと
という感じです。
以上セキュリティ初心者のCompTIA受験記でした!!
受験する皆さん頑張りましょう!
エピローグ
TAC教材を購入すると、教材を利用するためのIDとパスワードがメールで届く予定でした。
しかし1週間を経過してもメールが届かなかったのでTACに連絡してみると、なんか不備があったみたいで送られていなかったようです。
CompTIAもTACも利用するのは初めてだったのですが、かなり丁寧に対応してくださいました。ありがとうございました!
[筆者の持っている資格]
基本情報技術者
AWS CloudPractitioner
CompTIA Security+ ←new!