はじめに
アプリ開発を行う際にどのような機能を最も使われているかなどの解析を行う際にFirebaseのEventがとても便利だったので記事を残します。
基本的に公式のドキュメントを読むと手順が一番わかりやすいと思いますがざっくり読みたい人向けにまとめてみます。
何ができるか
イベントを発行した場所(機能、ページ、ダイアログ表示など)が何件ユーザーが訪れたのか
イベントが発行された時間帯の確認
発行したユーザーの情報
他にもあると思いますがよく使う範囲では上記のようなデータを取得、解析することができます。
公式ドキュメント
イベントの発行手順
下記のコードを指定箇所に仕込みイベントを発行できます
FirebaseAnalytics.getInstance(context).logEvent(EVENT_INFO)
EVENT_INFOの中には解析用のイベントの名前を入れたり、Bundleにパラメーターと紐づける値(画面名やエラーコード等)を必要に応じて入れることで確認することができます。
確認方法
イベント発行を入れたビルドの作成後、下記を実行します。
$ adb shell setprop debug.firebase.analytics.app PACKAGE_NAME
Firebaseを開きdebugViewを開くとビルドが入ったデバイス情報が追加されているはずなので選択をするとリアルタイムでイベントの発行、イベント詳細を確認することができます。
最後確認が終えたら
$ adb shell setprop debug.firebase.analytics.app .none.
を実行して接続がFirebaseと切れたことを確認しましょう。