twineからパッケージをより安全にアップロードする

最近になってPyPIが2段階認証だったりトークン機能が対応したようで、twineからより安全にパッケージをアップロードすることができました。

日本語記事が少ないと思うので忘備録を兼ねて書いておきます。

※投稿現在はベータ機能としてリリースされているようなので、もしかしたら変わってるかもしれません。

トークンを発行する

https://pypi.org/manage/account/token/ にアクセスしてトークンの発行ページにアクセスします。
ログインしていない場合はログイン画面が出るはずです。

Token nameには任意の名前を入力します。これはAPIトークンの管理をするときに表示されるものです。

Scopeには対象のパッケージを選択します。

トークンが発行されると以下の項目が表示されます。このトークンを控えてください。
1度しか表示されないためご注意ください。

設定をする

ホームディレクトリにアクセスし、.pypircという名前でファイルを作成します。

※.pypircに関する詳しい設定は割愛いたします

.pypirc

[distutils]
index-servers =
  pypi

[pypi]
username: __token__
password: pypi-********

usernameは必ず__token__と入力してください。

passwordには先程控えたトークンを貼り付けます。

これで設定は完了です。twineコマンドでアップロードなどをして正常にアップロードできるか試してみてください。