先日、ScanSnap iX100を購入しました。
ScanSnapのお陰で、家に溜まっていたレシートの山があっという間に片付いて、助かりました。
しかし、ScanSnapで一つ悩みがありました。
Wi-Fiに接続できない
PCでScanSnapのWi-Fi設定で、自宅のWi-Fiアクセスポイントが見つかりませんでした。
他の端末では問題なく表示、接続できていました。
とにかく公式のヘルプページを確認してみました。
[注意事項]
・無線ルーター側のネットワーク名(SSID)のセキュリティ種別が「WPA3」固定の場合は、iX1300/iX100を接続できません。「WPA2」に接続してください。・「iX100」は、2.4GHzのネットワーク名(SSID)に対応しています。
※5GHzのネットワーク名(SSID)は非対応です。
色々と原因探りをしてみましたが…
- SSIDは2.4GHz対応のものを選んでいる(が、ScanSnapのWi-Fi一覧には出てこない)
- セキュリティーキーに誤りはない
- セキュリティ種別はWPA3/WPA2に設定している
- ScanSnapのファームウェアは最新だった
どれも、原因解決とはなる手がかりとはなりませんでした。
ネットワークアナライザーで検証してみた
スマートフォンのネットワークアナライザーアプリで、Wi-Fiが使用しているチャンネルをチェックしてみました。
自宅のWi-Fiは混線しないように、13chにしていました。
Wi-Fiチャンネルについて色々と調べたところ…
2.4Ghz帯の周波数帯は、日本国内で利用できるチャンネル数が14個ですが、1つのチャンネル幅が規格上22Mhzであるため、11b/gで干渉なしで通信できる最大チャンネル数は4個です。
チャンネル設計としては、1ch・6ch・11ch・14chですが、14chに対応しない機器も多く、その場合、チャンネル数は3個です。
規格より狭いチャンネル幅で通信し、1ch・5ch・9ch・13chの計4チャンネル同時利用を行える機種もあります。
13ch,14chあたりだと対応しない機器があるとのことでした。
Wi-Fiのチャンネルを変えてみる
Wi-Fiのチャンネルを13chから11chへと変更してみました。
そしてScanSnapのWi-Fi設定で確認してみたところ…。
ありました。
問題なく接続できました。
機器によってはチャンネルが対応していないという教訓
こうしてWi-Fiに繋がらなかったという原因が解決され、ScanSnapの初期不良や不具合ではなかったことに安堵しています。
発売してからしばらく経つ機器が、Wi-Fiのチャンネルに対応していないことがあるようですので、そのような機器を繋げる場合で、繋がらないことがあったら、Wi-Fiのチャンネル設定をチェックしてみてください。