【JavaScript】コールバック関数とは

はじめに

JavaScriptのコールバック関数についての理解を深めるために、少しまとめてみたいと思います。

コールバック関数とは

• 引数に入っている関数のことを「コールバック関数」と呼びます

例

const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

const squaredNumbers = numbers.map((num) => num * num);
console.log(squaredNumbers); // [1, 4, 9, 16, 25]

mapメソッドは配列内の全ての要素に処理を行い、その戻り値から新しい配列を作成するメソッドです。

上記の例では配列numbersの全ての要素を2乗した要素を持つ、新しい配列を作成しています。

コールバック関数を使う意義

• コールバック関数を使うことで、mapやfilterなどの関数を活用できるようになります
• コールバック関数を使わない場合、手動でループを書く必要があります

コールバック関数を使わずに書き換えると・・・

const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
const squaredNumbers = [];

for (let i = 0; i < numbers.length; i++) {
    const squared = numbers[i] * numbers[i];
    squaredNumbers.push(squared);
}

console.log(squaredNumbers); // [1, 4, 9, 16, 25]

コールバック関数を使わない場合、このようにforループを使って一つずつnumbersの要素を取り出し、処理を行うコードを記述しなければいけません。