はじめに
初めまして!
普段は大阪で大学2回生をしながら、学生団体でプロダクト開発を行っています。
今回、STORES Tech Conf 2026 に参加してきました。テーマは「World 2」です。
参加のきっかけ
このカンファレンスを知ったのは、学生団体 watnow 内での告知がきっかけでした。
学生支援も手厚く、夏休み中の私たち学生にとって気軽に足を運べるものだったこともあり、カンファレンス自体は初めてでしたが軽いノリで申し込んでみました。
参加する前の印象
STORES さんのお名前は知っていましたが、事業内容などの詳しいことは知らず、「Ruby を使用しているらしい」「最近ロゴが変わって、今の方が個人的には好みだなぁ」といった浅い印象を持っているだけでした。
ですが、少し調べてみると、EC サイトの運営や決済端末に関連する事業を展開していることを知りました。自分がこれまで扱ったことがあったり、興味を持っていたりする領域だったので、当日の内容を想像しながら本番を迎えました。
実際に参加してみて
今回のカンファレンスの内容を自分なりにまとめるとすれば、
実装や業務が高速化されていく中で「どう仕事をしてきたか / どう仕事をしていくべきか」
ということになるのかなと考えました。
最も印象的だった内容
その中でも最も印象に残ったのは、人間の役割の変化です。
コーディングは AI に任せるという風潮は、自分でも強く感じています。登壇内容にもあった通り、コーディングにおける人間の仕事は、まさに「AI という部下に正確な指示を出す」ことになりつつあるのではないでしょうか。
もちろん、この場合、性能のいい AI が台頭してきても、AI をエンジニアリングするエンジニアの役割が消えるわけではありません。
(人間を雇うより AI を使った方が雇用主としては安く済むので、価値を発揮できないエンジニアのコストカットは当然あると思っていますが。)
しかし、エンジニアリングの主役がコーディングではなく意思決定になりつつあることは、かなり顕著になってきているように思います。
つまり、これまでより一段階抽象度の高い役割が人間に求められるようになっているのではないか、と自分なりに結論づけました。
私自身、AI を使った開発では技術的なウィークポイントをよく助けてもらっています。その分、技術的・具体的な意思決定の頻度は少なくなりました。
一方で、実装の目的や特定要件の必要性、拡張方向の妥当性などを考える時間が、開発全体の多くを占めるようになっています。
登壇でも、本質的な意思決定のミスによってリリースまでこぎつけられなかった失敗や、機能の必要性を長い時間をかけて説いたことによる成功など、AI ではなく人間だからこそできる事業貢献に言及されることが多かったです。
まとめ
これらの観点は、これから自分がプロダクト開発をしていく上でも特に大事になると感じました。非エンジニアとエンジニアの境界線が曖昧になっている今、エンジニアとして活躍するために必要なことは何かを考えられる時間になりました。
エンジニアに対する考え方の変化
今回のカンファレンスを通して、エンジニアには具体的な技術力に加えて、より抽象度の高い意思決定を下す能力が求められるようになるのだと感じました。
(抽象と具体は 1:N の関係だと捉えています。そのため、抽象的な意思決定の方が、考えるべきコンテキストとしての情報量が多くなります。)
AI を部下 / 同僚として使っていく開発手法は、今後の開発現場において普遍的で絶対的なものになるのではないでしょうか。いや、もうなっているのかもしれません。
その「World 2」を生きるための一つの手段として、「Geek でなくとも、Regular person として活躍できるのではないか」という考えが、自分の中で一段階明確になりました。
最後に
今回のカンファレンスに参加させていただき、ありがとうございました!
今後のキャリア、今磨くべき能力、プロダクト開発に対する自分の姿勢を見直すいいきっかけになりました。
ここまで読んでいただいた皆様もありがとうございます。少し読みにくかったり、理解しづらかったりする部分もあったかもしれませんが、一つの意見として受け止めていただけると嬉しいです!