はじめに
求められるコミュニケーションスキルのレベル感は業種によって様々ですが、社会に出てみるとやはりコミュニケーションスキルは必須といえるほど求められる場面が多くあります。
また、仕事で起きるトラブルや認識のズレの多くも、突き詰めるとコミュニケーションに起因していることが少なくありません。
私自身も定期的にコミュニケーションの壁にぶつかっており、そのたびに「どうすればもう少しうまく伝えられるのか」「どうすれば認識のズレを減らせるのか」を考える機会があります。
そこで今回は、私が普段コミュニケーションの壁にぶつかった時に行っているルーティンについて、「まずすべきこと3選」という形で備忘録的にまとめてみたいと思います。
1. 自分のコミュニケーションの傾向を知る
一緒に仕事をする相手との認識のすれ違いや、伝えたいことがうまく伝わらなかったなど、コミュニケーションが思ったように進まない場面は少なからずあります。
私自身、社外の方々と接する機会が多いこともあり、こういった壁にぶつかることがあります。
その際にまず行っているのが、自分のコミュニケーションの傾向を確認することです。
上記は、私が自分のコミュニケーションの傾向を整理する際に参考にしている分類です。
まずはこの図の中で、自分がどのタイプに近いのかを考えます。
これにより、自分が取りやすいコミュニケーションや、無意識に出やすい癖が見えてきます。
自分の傾向が見えてくると、「なぜうまく伝わらなかったのか」「次はどのように伝え方を変えるべきか」といったネクストアクションを考えやすくなります。
重要なのは、自分を特定のタイプに決めつけることではなく、自分がどのような場面で、どのような伝え方・受け取り方をしやすいのかを知ることです。
2. 自分の苦手だと感じるコミュニケーションを知る
自身の傾向を知ることができたタイミングで、次に自分にとってどのようなコミュニケーションを苦手と感じやすいのかを考えます。
この組み合わせはあくまで傾向であり、すべての人にそのまま当てはまるものではありません。
ただし、自分が苦手だと感じたコミュニケーションを振り返るための枠組みとしては参考になります。
たとえば、会話の中で「話が噛み合わない」「なぜか疲れる」「相手の意図がつかみにくい」と感じた場合、それは単純に相手との相性が悪いというより、重視しているものが違っているだけかもしれません。
結論を重視する人にとっては、話が広がり続けるコミュニケーションが苦手に感じることがあります。
一方で、アイデアや勢いを大切にする人にとっては、細かい根拠を求められ続けるやり取りが窮屈に感じることもあります。
このように、自分が苦手だと感じる場面をタイプの組み合わせと照らし合わせることで、「相手が悪い」「自分が悪い」と考えるのではなく、どの部分ですれ違いが起きていたのかを整理しやすくなります。
重要なのは、苦手なタイプを決めつけることではなく、自分がどのような伝え方・受け取り方にストレスを感じやすいのかを把握することです。
それが分かると、次に同じような場面が起きた時に少しだけ伝え方を変えたり、相手に確認するポイントを変えたりすることができるようになります。
3. 小さく試して、改善点を確認する
自分の傾向と苦手だと感じやすいコミュニケーションの傾向を把握できたら、次は考えた改善点を実際に試してみます。
ここで重要なのは、必ずしも業務上のコミュニケーションだけで試す必要はないということです。
人とのやり取りにおける課題は、仕事だけでなく日常の会話の中でも起こります。
そのため、まずは失敗しても大きな影響が出にくい場面で、小さく試してみるのがよいと考えています。
たとえば、私の場合は見ず知らずの方が多くいるお店に足を運び、店員さんやその場にいる方と会話してみることがあります。
その際にはただ会話をするのではなく、自分の傾向や苦手だと感じやすいポイントを意識しながら話すようにしています。
結論を急ぎすぎる傾向があると感じている場合は、相手の話を最後まで聞くことを意識します。
反対に、自分の意見を後回しにしやすい傾向がある場合は、短くてもよいので自分の考えを一度言葉にしてみます。
このように日常の中で小さく試してみることで、自分の伝え方や受け取り方の癖に気づきやすくなります。
大切なのは、一度でうまくやろうとすることではありません。
試してみて、振り返って、次に少しだけ変えてみる。
この繰り返しによって、コミュニケーションの課題は少しずつ改善しやすくなると感じています。
まとめ
コミュニケーションは、永遠の課題とも呼べるハードルの一つです。
どれだけ人とのやり取りを得意としている人でも、必ずどこかで壁にぶつかることがあります。
そのため、優劣を意識する前にまずは目の前の課題を明確にし、一つ一つ着実に磨いていくことがスキル向上の鍵だと考えています。
焦る必要はありません。
ただし、課題にぶつかった時に目を逸らすのではなく、少しずつでも前進していくことが大切です。
さいごに
私自身も課題が尽きません。笑
何度も失敗してはトライをしていますが、この記事が誰かの背中を押すきっかけになったら嬉しいなと思います。

