はじめに
この記事はQiita史上最多記録をつくろう!アウトプットはいいぞカレンダー Advent Calendar 2022の25日目の記事です。
今回はアウトプットはいいぞ!というアドベントカレンダーに参加させていただきました。
日常的なアウトプットシーンは様々ですが、みなさんはアウトプットに関してどういった場面をイメージされますでしょうか?
エンジニアであれば、勉強会などの意識的に行うアウトプットもありますが、雑談中の近況報告など、無意識でのアウトプットシーンもありますよね。
日常的に行われているアウトプットですが、面談もアウトプットシーンのひとつだと思います。
今回はこの面談において、より良いアウトプットを行う為の方法をご説明したいと思います。
面談とは何なのか?
面談でより良いアウトプットを行う為の方法を説明をすると述べておいて、このタイトルは矛盾していますね、、、?
そんな声が聞こえてきそうですが、回答としてはNOになります。
面談において、より良いアウトプットを行う為には、まず面談とは何かを理解する必要があります。
IT業界にいる方であれば、面談をご存知の方は多いですよね。
企業内で行われている1on1やキャリア相談なども面談のひとつと言えるでしょう。
フリーランスの方であれば、現場参画前には多くの場合、面談がありますよね。
ただ、そもそも面談って何だかご存知ですか?
日常的に行われている面談も打ち合わせ程度に考えていらっしゃる方がほとんどではないでしょうか。
まず、面談という単語を分解してみると、【面会】と【談話】という単語に分かれます。
面会とは人に会う事、そして談話とはくつろいで会話を交わす、盛んに喋る、打ち解けて語り合うという事になります。
つまり面談とは、相手と対等であり、目線を合わせながら談話という形で語り合い情報交換を行う場を指します。
どうでしょう、上記を頭の片隅に置いておく事で、面談の敷居がグッと低くなりませんか?
面談を面接と同じだと勘違いする方がいらっしゃいますが、上記から全く異なる事がわかりますよね。
この感覚を持つ事で相手と目線を合わせる事ができ、自然な形でアウトプットを繰り広げる事ができるというわけです。
是非面談の場では不自然に演じてしまうなどお困りの場合には、一度面談とは何かを考えてみてください。
面談中のコミュニケーションに彩りを
上記で面談とは何かをご説明をしました。
面談はお互いに対等であるという感覚を持つことで、面談の敷居がグッと下がり、より良いアウトプットを行う為の準備整った状態です。
では次に面談中のコミュニケーションにフォーカスを当てたいと思います。
日常的に面談を実施されている方は少し思い出してみてほしいのですが、面談は閉鎖的な空間で且つ少数で行うケースが多く、コミュニケーションが定型的になりやすいと感じませんか?
まして昨今では、リモートワークの普及から直接会って面談する機会も減っており、より相手との距離感を感じづらいと感じる方は多いかもしれません。
自己表現のない定型的なコミュニケーションが展開されている面談が進んだとしても、表面的な回答や感情のない問いしか生まれず、より良いアウトプットが可能な状況とは程遠い状態であるといえます。
雑談で考えるとわかりやすいですが、感情のないコミュニケーションは一目瞭然ですし、この状態でスムーズなアウトプットは難しいですよね。
逆に身振り手振りを織り交ぜてみたり、ふくよかに感情や想いを込める事でお互いのコミュニケーションに奥行きが生まれ、自然な形で会話に彩りが生まれます。
上記状態を面談中に作る事ができれば、定型的だった会話に奥行きが生まれ、双方で蟠りを残さずアウトプットの場として最良の結果が得られるはずです。
面談はどうしても表面的なコミュニケーションに陥りがちですが、受けているものがビジネス的な面談だったとしても双方で知りたい事があるのは同じです。
ここに上下は存在していないはずなので、恐れる事なくコミュニケーションに感情という名の自己表現を取り入れてみてください
きっと面談が終わった際には、より良いアウトプットだったと感じる事ができるはずです。
さいごに
投稿日がクリスマスという事で、普段外であまり話す事がない面談に対してまとめてみました。
社内でも面談に対して話す事がありますが、やはり面談と聞くと少しハードルの高さを感じる方が多いようです。
面談を対等だと捉える事ができれば、面談に臆する事なく自然な形でアウトプットのやりとりができるようになるはずです。
いきなりご自身での面談の捉え方を変えることは難しいかもしれませんが、少しずつ良い方向に向いてくよう、この記事を活用していただけますと幸いです。