はじめに
Android12対応、やることも多く現状でも対応が進んでいないプロジェクトも多いのではないでしょうか?
今回はAndroid12で対応必須なexportedですが、こちらプロジェクト内のexportedを対応してもビルドエラーになってしまうことがあります。
この原因は主にライブラリが絡んでいるのですが、どのライブラリが問題になっているのか調べる方法があるのでご紹介したいと思います。
確認方法
まずマニフェストを開き、エディター下部の以下タブから赤枠のあるMerged Manifestを選択します。
選択後、以下スクショのようにライブラリが持つマニフェスト一覧が表示されます。
リストの項目を選択する事で、ライブラリが持つマニフェストの定義を確認できるので、exportedの設定を確認していきます。
exportedの設定がないものが見つかれば、対象のライブラリをアップデートし、最新で定義されている事を確認します。
最新でも定義されていなければ対応を待つか、ライブラリを使用しない方向で調整する必要があります。
アップデート後全て定義されていればexportedでビルドができない問題は解消しているかと思います。
さいごに
そもそもライブラリを常に最新にアップデートしていれば問題にならない可能性が高いので、できる限り最新を保つように努力していきたいですね。
また、個人のライブラリ等を使っている場合はアップデートしても解消されない可能性があるので、ライブラリの選定は慎重に行っていきたいところです。