それは
「セキュリティ順!」
セキュリティ上の重要度順に「実行」「書込み」「読込み」で1 -> 2 -> 4です。
概要
Linuxでファイルやディレクトリの権限を変更するchmodですが権限設定に使用するあの3桁文字列が、どうしても人間向けとは思えません。
(大昔に先輩がSharp X1のHu-BASICでキャラクタ定義(chardef)のビット列を方眼ノート片手にバチバチ入力しているのを眺めていた時の「これ覚えたらアブナイ人だな」感すら漂っています。)
普段はフィーリングで644!!などと定型を打っていますが、人前で入力するときなどこの合言葉で検算すると安心です。
ついでに「この人危ない人だわ、、、」という視線を感じた時に、人間のふりをするための言い訳にも使えるかもしれません。
使い方
1、「セキュリティ順」に権限をならべる
3つの権限をセキュリティ上重要な順に並べます。
実行 -> 書き込み -> 読込
2、順に附番する
1 -> 2 -> 4
さらに自身のない筆者は「一番重要(1)なのは『実行』、二番目(2)が『書込み』、次が『読込』(よ(4)みこみ)」などと無駄な二重チェックを走らせます。数字の並びは「初項が1で公比2の等比数列」だとか、3だけ何処かに行ってしまったとかなんとか、、、
3、付与対象に応じて加算する
あとは権限の組み合わせに応じて加算して出来上がりです。
付与対象は順に「うご!」(User, Group, Other)です。
名著『レ・ミゼラブル』の作者のヴィクトル・ユーゴーということにしようと思っていますが、心の中では好きな漫画の『銃夢』(木城ゆきと)に出てくるサブキャラのユーゴーを思い浮かべています(最近ハリウッドでも映画化されましたね、最高ですよ)。
(足し算が不安な人は)
もう指を使うしかないですね、、、
大丈夫です、我々は弱点を補うためにコンピュータを使っています
(Unixライクなシステムならbcコマンドが使えるかもしれません)
最後に
もしかすると「4桁の場合もありますよね?」という質問がくるかもしれません。
そんなときのために「chmod スティッキービット」などと検索して予習しておくと尚安心かもしれません。