ソフトウェアテストが提供できるものは、
そのソフトウェアを作る人や使う人にとっての「安心」だと思う。
ただ、ソフトウェアテストがどんな性質で安心をもたらすかは、人によって異なる。
ある人にとっては「このテストケースをPASSしたから安心」かもしれない。
別の人にとっては「QAエンジニアが客観的にテストしてくれたから安心」だろう。
「〇〇さんがチェックしてくれたから安心」という人もいる。
QAにテストを依頼してくれる人たちの中には、
「人が使うものだからこそ、人がテストしてほしい」という思いがあるのかもしれない。
もしそうであれば、テストにはこれからも人の関与が欠かせない。
一方で、もしそうでないなら、
QAはこれまでとは異なる形で価値を発揮する道を探る必要がでてくる。
どちらに向かうのかの答えを、これからAIが示してくれるのかもしれない。