皆さんこんにちは、マイクロソフトの川端です。
2021年4月のPower Automate Desktopのアップデート情報を紹介していきます。
1. はじめに
元の情報(英語)はこちらになります。
https://flow.microsoft.com/ja-jp/blog/power-automate-desktop-april-2021-update/
本内容はPower Automate Desktopのバージョン2.7.49.21099での動作内容となります。
以前のバージョンをお使いの場合も、こちらから最新のインストーラーをダウンロードし起動、インストール完了して頂ければ最新版へと更新されます。
https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/
2. Power Automate Desktopの2021年4月アップデート情報
コンソール画面(初期起動画面)から[最新の状態に更新]ボタンが使えるように
コンソール画面内では、[自分のフロー]と[共有アイテム]のデスクトップフローのリストで見られようになっていますが、共有されたフロー内での新しいフローの追加、変更、名前の変更などがあった場合に、その更新を[最新の状態に更新]ボタンから随時手動でPower Automateクラウドサービス側に保存されているフローの同期ができるようになりました。
フローデザイナー画面で[名前を付けて保存]が利用できるように
追加編集しているようなときに以前保存していたバージョンを保持したまま、新しい名称、新しいフローとしてデスクトップフローを保存することができるようになりました。
デスクトップレコーダーで[画像記録]のオプションをオンにしてレコーディングができるように
[画像記録]をオンにすることで、画面上のGUIのコンポーネントベースの記録から、画像認識ベースの記録にデスクトップレコーダーを使えるようになりました。画面オブジェクトが取れない場合に画像認識を利用する場合でも、デスクトップレコーダーの直感的な操作感で記録を行うことができるようになります。また、あわせてOCR(光学文字認識)を利用し、デスクトップレコーダー内で画像からテキストを抽出することができるようになりました。
Javaアプリケーション、Javaアプレットでの読み取り精度向上、性能向上
既に用意されていたJavaアプリケーションに対する自動化ですが、読み取り精度の向上がなされ、高度化されています。UI要素をより詳細に指定することができるようになりました。
3. 最後に
今月も様々なアップデートがありました!引き続き最新版のPower Automate Desktopのご利用をお楽しみください!
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