ラズパイでCLI予定表
CLIコマンドラインで予定を書き込んだり
予定表を表示するアプリを発見しました。
calcurse
です
GooglecalendarとかOutlook予定表とかの
コマンドラインインターフェース版をイメージです。
Linux系OSで使えます。未着手ですがおそらくWSLでもいけるでしょう。
導入方法
raspbian OSには、ncursesなどがプレインストールされてない模様なので
それらをまず導入します。
sudo apt-get install libncurses5 libncurses5-dev
sudo apt install gettext
そのあと、アプリサイトからtarをダウンロードしてください。
wget https://calcurse.org/file/calcurse-4.8.1.tar.gz
しかし、このファイルはgzipでなくたんなるtarですので、
mv calcurse-4.8.1.tar.gz calcurse-4.8.1.tar
tar xvf calcurse-4.8.1.tar
しましょう。そのあとはマニュアルに記載のとおり
cd calcurse-4.8.1
./configure
make
sudo su
make install
iCalendar形式の出力に対応
予定表(日付と時間帯と場所とイベント)の場合、iCalという
共通フォーマットがあるので、その形式で出力し
そのファイルをGitリポジトリにいれればOKですよね。
たとえば、ghrというgitリポにcalcurse.icalというファイルがあるとして
そいつを読み出したいときは、
calcurse -i ./ghr/calcurse.ical
こうすることで複数の端末間でシェアできます。
端末間共有についての追記
iCalファイルを読み出すと、既存のカレンダーに追記されるかたちとなります。
その結果、おなじアイテムがどんどんどんどん重複されていくこととなります。
解決法については作者にお問い合わせ中ですが、さしあたりの対策として、
calcurse
ディレクトリにある apts
ファイルをGitリポジトリ保存する
というのをおもいつきました。端末間共有の場合はコピーコマンドで最新の
apts
を表示するようにするというものです。
アプリのマニュアルには、ファイルの保存場所が.calcurse
のようにかいてますが、
じっさいには、以下の場所のようです。
~/.local/share/calcurse/apts
Google calendarとのシンクロをおこなうためのアプリもあるようですが、
それについては、ためしていません。
やってみたいこと
RaspbianなのでCLIで完結できてうれしいです。
Windowsの場合はWSLの黒い画面で完結みたいなはずですが、いまからこころみます
ほかにも、よいアプリをご紹介ください。よろしくお願いします。
リマインド機能
notification.command (default: printf \a)
このオプションは、important
としてフラグが立てられた今後の予定があるときに
どのコマンドを起動するかを示します。
このコマンドはユーザーのシェルに渡され、解釈されます。
どのシェルを使用する必要があるかを知るには、$SHELL 環境変数の内容が使用されます。
(多くの場合、.bashrc
だとおもいます)
muttmuaをつかっているばあい、.config/calcurse/conf
をいじって
次のようにすると24時間前にリマインドメールが送られるはずです。
notification.command=echo "$(calcurse -n)" | mutt -s "Don't forget..." user@host.com
ご参考
ちなみにTODOリストだと、todo.txt
ってのがあります。