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【blastengine×n8n】「メールが届かない」を過去にする。API連携で実現する、最強のトランザクションメール自動化フロー 📧🚀

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こんにちは😊
株式会社プロドウガ@YushiYamamotoです!
らくらくサイトの開発・運営を担当しながら、React.js・Next.js専門のフリーランスエンジニアとしても活動しています❗️

この記事は エンジニアが知っておくべき メール送信・運用ノウハウ、メールの認証技術やセキュリティについて投稿しよう! by blastengine Advent Calendar 2025 の参加記事です🎄

Webサービスや業務システムを開発していると、必ずぶつかる壁があります。
それは 「メールが届かない問題」 です。

  • 自前でPostfixを立てたら、Gmailにスパム扱いされた… 😱
  • SPF/DKIM/DMARCの設定が複雑すぎて、正解がわからない… 🤯
  • エラーメール(バウンス)の管理ができず、ブラックリスト入りしてしまった… 💀

今回は、そんな「メール配信の闇」から解放されるために、blastengine(ブラストエンジン) とノーコードツール n8n を組み合わせて、「爆速で実装できて、確実に届き、エラー管理も自動化されたメール配信システム」 を構築します。

🏗️ なぜ blastengine × n8n なのか?

blastengineを選ぶ理由

AWS SESやSendGridなど多くのメール配信サービスがありますが、日本の開発現場において blastengine は以下の点で最強です。

  1. 日本のキャリアメールに強い: docomo, au, softbankなど、独自の仕様が多い国内キャリアへの到達率が高い。
  2. APIがシンプル: 複雑なSDKを入れなくても、シンプルなREST APIで送信できる。
  3. 即時発行: トライアルならすぐにAPIキーが発行され、開発が止まらない。

n8nと組み合わせるメリット

blastengineは「送る」ことに特化しています。一方、n8nは「いつ、誰に、何を」送るかを制御するのに長けています。
この2つを組み合わせることで、サーバーレスで高度なメール通知システム が完成します。

🛠️ 実装:トランザクションメール送信フロー

今回は、「お問い合わせフォーム(Webhook)からデータを受け取り、blastengine経由でサンクスメールを即時送信する」 フローを作ります。

アーキテクチャ図

手順1:blastengineのAPIキー取得

まずは blastengine公式サイト からアカウントを作成し、管理画面でAPIユーザーを作成して ユーザー名(API Key)パスワード を取得します。

手順2:n8nでHTTP Requestノードを設定

n8nにはblastengine専用ノードはまだありませんが、汎用的な HTTP Requestノード で簡単に実装できます。

設定内容:

  • Method: POST
  • URL: https://api.blastengine.jp/v1/deliveries/transaction
  • Authentication: Generic Credential Type -> Header Auth
    • blastengineはBearerトークン等で認証します(※認証方式に合わせて設定)

Body Parameters (JSON):

送信リクエストのJSON例
{
  "subject": "【自動応答】お問い合わせありがとうございます",
  "text_content": "お問い合わせを受け付けました。\n担当者より折り返しご連絡いたします。\n\n----------------\n株式会社プロドウガ\n----------------",
  "from": {
    "email": "info@example.com",
    "name": "サポート担当"
  },
  "to": [
    {
      "email": "user@example.com",
      "insert_code": {
        "key": "value"
      }
    }
  ],
  "encode": "UTF-8"
}

たったこれだけで、到達率の高いメールが送信されます。自前でSMTPサーバーを構築していた苦労は何だったのでしょうか…。

🛡️ 応用:バウンス(不達)をSlackに通知する

メール配信で一番怖いのは、「届いていないことに気づかないこと」 です。
blastengineは、メールが届かなかった場合(バウンス)にWebhookを飛ばしてくれる機能があります。これをn8nで受け取ります。

  1. blastengine管理画面で Webhook URL に n8nのWebhook URLを設定。
  2. n8n側でWebhookを受け取り、Slackに通知するフローを作成。

Slack通知のイメージ:

🚨 メール送信エラー検知
宛先: user@example.com
理由: User Unknown (宛先不明)
日時: 2025-12-01 10:00:00
※ 顧客DBの登録情報を確認してください。

これにより、エンジニアがログを漁らなくても、「メールが届かない」というトラブルをリアルタイムで検知・対応 できるようになります。これが「運用ノウハウ」です。

まとめ

  • メールサーバーの自前運用は「負債」になりがち。blastengine に任せるのが正解。
  • n8n と組み合わせれば、送信ロジックもエラー処理もノーコードで完結する。
  • 「届くメール」と「届かなかった時の検知」の両輪を回すことが、信頼性の高いサービスの第一歩。

これからメール機能を実装する方は、ぜひ blastengine × n8n の構成を検討してみてください。
開発体験が劇的に向上しますよ!🚀

最後に:業務委託のご相談を承ります

私は業務委託エンジニアとしてWEB制作やシステム開発を請け負っています。最新技術を活用したレスポンシブなWebサイト制作、インタラクティブなアプリケーション開発、API連携など幅広いご要望に対応可能です。

「課題解決に向けた即戦力が欲しい」「高品質なWeb制作を依頼したい」という方は、お気軽にご相談ください。一緒にビジネスの成長を目指しましょう!

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