みなさんも一度は、
ミョウバンの美しい結晶を育ててみたいと思ったことはありませんか?
でも、いざ始めようとすると…
- 種結晶を作るのがむずかしい
- 飽和溶液の中で糸につるすのが大変
- なんだか手間がかかりそう…
そんな理由で、結晶づくりをあきらめてしまった経験がある方も多いと思います。
私もその一人でした。
ところが、ある一冊の本に出会って考えが一変します。
「えっ、こんなに気楽でいいの?」
と驚き、すっかり結晶づくりの世界にハマってしまいました。
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📘出会った一冊
『はじめての結晶づくり』
著:木村妙子・武藤実佐子(楽知ん研究所)
特別な道具はほとんど不要。
誰でも、ゆったり楽しみながら結晶を育てられる方法が紹介されています。
そして最大のポイントが……
なんと 「寝っころがすだけ」!
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🌀「寝っころがし製法」とは?
つるしたり固定したりせず、
結晶を置いて向きを変えながら育てる という、とてもシンプルな方法です。
※以下内容は個人の体験の紹介になります。実際に結晶づくりに取り組む際はぜひ書籍をご参照ください。
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🧪必要なもの
- カリミョウバン(粒状のもの。種結晶にも使えておすすめ)
- 500mlペットボトル(2〜3本)
- タッパー
- 計り
- 割り箸(混ぜる用)
- 耐熱カップ(500ml)
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🔍基本の手順
耐熱カップに 水約300mlとミョウバン80g を入れて電子レンジで温めて、溶かします。
完全に溶けたら、500mlのペットボトルに移し、水をペットボトルの首の少し下くらいまで追加。
フタをしてよく振って混ぜます。
② 種結晶を作る
そのまま 2〜3日 室温で放置。ペットボトルの底に小さな結晶ができたら、
形がよく透明なものを10個ほど選び、タッパーに並べます。
③ 成長スタート
ペットボトルのミョウバンの飽和溶液を1cmくらいの高さになるようにタッパー注ぎます。
密閉しないように蓋をしてホコリを防ぎ、静かに観察。
ここから寝っ転がしタイム!
④ 4日目以降は結晶の「お世話」
結晶が底にくっついて育ち始めたら、
そっと外して 育てたい面を下にして置く のがポイント。
これを繰り返すことで、形が整っていきます。
2〜3日に一度、
- 底にガビガビした小さな粒ができるので、新しいタッパーに飽和溶液を入れたものにお引っ越し。
- 底にする面を変える
- 飽和溶液が少なくなってきたら、足す。
このひと手間で、ぐっと美しく育ちます。
こちらは1週間後。直径1cmほどに成長しました!
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✨寝っころがし製法のいいところ
- つるし法より 手軽で失敗しにくい
- 一度に 複数の結晶を育てやすい
- 成長の向きを調整しやすく、透明で美しい正八面体になりやすい
こちらは、娘が小学4年生の夏休み、約1か月かけて育てた結晶です!
直径4〜5cmほど、重さにして約40gまで成長した、美しい結晶たち。
形の良いものを選んでケースに入れていますが全部で20個近く育てています。
「寝っころがすだけ」とはいえ、決して“放ったらかし”ではありません。
いくつもの結晶を育てるために、毎日ひとつひとつ成長を確かめ、向きを変え、
余分な結晶を取り除き、飽和溶液を作っては足す……その作業を根気よく続けました。
途中でしばらくほったらかしてしまうと、結晶は平たい板のようになったり、表面がガビガビした小さな結晶で覆われてしまったりして、きれいな形には育ちません。
『正八面体の宝石みたいな結晶が成長していく様子を毎日見ることが楽しかった!』
と娘もすっかり結晶作りの魅力にハマり、丁寧に愛情を注いだからこそ美しい結晶を育てることができました。
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🌱結晶づくりは、ゆっくり楽しむ科学
ミョウバンの結晶づくりは、
急がず、比べず、毎日ちょっと眺めるのがいちばん。
「今日はどこが育ったかな?」
そんな時間が、結晶をより愛おしく、楽しくしてくれます。
難しそうで敬遠していた方こそ、
ぜひこの “寝っころがし法” で再挑戦してみてください💎✨







