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「オレオレ・キーバインド」はやめなさい。生産性の高いエンジニア・プログラマがデフォルトのショートカット設定を愛する理由。

Last updated at Posted at 2018-11-11

ショートカットなめんな。

たかがショートカットと思うなかれ。

押しにくいショートカットはじわじわとプログラミングの集中力を削っていく。

100回200回と繰り返される「小さなイライラ」は、ものすごく人間の気力を奪う。

でこぼこ道を走る車とか、障害物競走のようなものをイメージしてみると良い。

生産性に直結するショートカットの使い方

  • ショートカットキーをうまく使えない自分の生産性 100
  • ショートカットキーをうまく使える自分の生産性 150

このぐらいのインパクトはあると思っている。

根拠は「俺の指」。

サブタイトルは「生産性は自分比較で比べなさい」。

プログラミングの楽しさや生産性は「いかにキーボードを心地良く叩けるか」にかかっている。

これは僕の信条だ。

嘘だと思うなら信じてみてほしい。

キーバインド変えないの?

変えない。

組み合わせが増えてくると、管理不可能になる。

「オレオレ・ショートカット設定」「オレオレ・キーバインド」はめちゃくちゃ難しい

たとえばひとつのアプリケーションで、良いショートカット設定を見つけたと思っても、別のアプリケーションとの統一性を考えると、もう無理。

生態系が崩れて「指が混乱する」ことでまた、小さなイライラが溜まっていく。

また組み換えが必要になったりする。ひとつを組み替えると、また別のアプリケーションのショートカットの統一性が崩れて。以下無限ループ。エンバグエンバグ。

ごく限定的に、どうしても必要な時にだけ書き換えるのが良い。

自分がデフォルトに適応するのが一番良い。

こいつは指の問題だ。

お前はピアニストになるのだ。

よし、ショートカットの練習だ。

Macで Option + Command を押す時の指のフォームを練習する例

こいつは押しにくいのに、重要操作にバインドされていたりする。ねじり込むように練習練習。

上から見た図

image.png

横から見た図

image.png

具体的な練習方法

  • 意識する。
  • 使う。
  • 使わなかった自分の指に気付いたら、その時にやりなおして使う。

以上。

「間違ったら、戻って、やり直す」

ちなみにこれは、音楽などの練習でもおこなわれている鉄則。

人間が物事を練習する時の基本法則。大原則。

これをしないと永遠に上手にならない。

エリクソンの「意図的な練習」 (「限界的練習」と誤訳されているもの)

詳しくはこちらを参照のこと。

image.png

ただしCapsキー、お前は別だ。

  • CapsキーをCommandキーのアクションに上書きするのはデファクトスタンダード。
  • ほぼ100%に近い確率で何の干渉も起こさないことが予想される。置き換えよう。
    • 自分も他の人も、まずCapsキーを使うケースというのが思い当たらない。
    • ヨドバシカメラの体験コーナーで新しいMacBookでキーボードを叩いたときに「えっ、なんでCommand+C/Vでコピペできないんだ」「そういえば、Capsキーなんてあったな」と思い出すぐらい。

オレオレ最小限の法則

完全に無ではなく、有でもない。最小化だ。

どうしてもやむ終えない場合にだけ、バインドの上書き、ショートカット設定の変更をおこなう。

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