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Copilot StudioのエージェントをTeamsに入れて、チャットで完了を伝えてみた

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はじめに

私は普段デザイナーとして働いているのですが、最近はCopilot StudioでのAIエージェント作りに挑戦しています。
この記事はシリーズの8本目です。

この記事は、デザイナー畑の方でこれからAIに触ってみようとしている方に向けて書いています。

今作成しているもの
Teamsで私が返事や対応を待たせたままにしているメッセージを発見して、通知し、返信用のメッセージを提案してくれるエージェントアプリ

登場人物紹介
A)「放置議題を見つける係くん」→今回メインで編集するエージェントはこちら
Teamsのチャネルの投稿を見て、私が返事や対応を待たせたままにしている依頼や質問を見つけて知らせてくれるAIエージェントです。ワークフローで毎朝自動チェックして、個人用チャネルに「放置している議題があるかどうか」を知らせてくれます。

B)「メッセージの下書きを作るアシスタント」
「放置議題を見つける係くん」から依頼を受け取って、返信や催促のメッセージの下書きを作り、私に提案してくれるAIエージェントです。

前回やったこと

前回は、Copilot Studioのメモリ機能を使ってみました。
「放置議題を見つける係くん」は、私が返事や対応を待たせたままにしている依頼や質問を見つけてくれます。ただ、実際にはTeamsのチャネルの外でやり取りが進んで、すでに完了している議題まで拾ってしまうことがよくありました。
そこで、プレビュー画面で「この議題は完了しています」と伝えてメモリに覚えてもらい、その議題を出さないようにしました。

前回の記事
https://qiita.com/YukiSaku_2FC/items/db7b8d858630979da647

今回の課題

前回の対応では「議題の完了」を伝えられるのは、Copilot Studioのプレビュー画面のチャット画面上だけの状態でした。
毎朝の結果はTeamsの個人用チャネルで見ているので、Teamsからそのまま伝えられたほうが便利です。

ただ、毎朝の結果が届くTeamsの投稿は、ワークフローが置いた文章なので、そこから「放置議題を見つける係くん」と会話することができません。また、調べてみると、メモリはTeamsのチャネルやグループチャットでは使えないこともわかりました。
こで今回は、「放置議題を見つける係くん」をTeamsに入れて、1対1のチャットで「完了」を伝えられるようにしてみました。

やったこと

1. Copilot Studioで「Teams + Microsoft 365」チャネルを追加する

まず、Copilot Studioで「放置議題を見つける係くん」の編集画面を開き、右側の「チャネル」の「+」から「Teams + Microsoft 365」を追加しました。
ここでいう「チャネル」は、エージェントと話せる場所のことで、Teamsのチーム内のチャネルとは別のものです。
公開範囲を選ぶ画面には「この設定は公開後に変更できません」とあったので、あとから使える場所が狭まらないよう、初期値の「Microsoft 365 Copilot と Microsoft Teams」のまま追加しました。
image.png

2. エージェントを公開し直す

チャネルを追加したら、エージェントを公開(パブリッシュ)し直します。公開したあとは、少し時間を置いてから次の手順に進むのがおすすめです。私はここで思い切りつまずいたので、詳しくは「つまずいたポイント」で紹介します。

3. Teamsにアップロードする

次に、Teamsに入れるためのファイルを用意しました。
今回は、アプリの設定ファイル(アプリ マニフェスト)をダウンロードして、自分のTeamsにアップロードする方法を使いました。

3-1. 「Teams + Microsoft 365」を押して設定パネルを開く

3-2. 左の「アプリ マニフェスト」タブで「.zip のダウンロード」を押す
image.png

3-3. Teamsの「アプリ」から「アプリを管理」→「アプリをアップロード」を開く

3-4. 「カスタム アプリをアップロード」を選び、ダウンロードした.zipを選ぶ
image.png

3-5. 追加画面で「追加」を押す

追加が終わると、「放置議題を見つける係くん」からTeamsにあいさつが届きました。
image.png

参考:https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot-studio/publication-add-bot-to-microsoft-teams

4.Teamsのチャットで話しかける

1対1のチャットを開くと、メモリについての案内メッセージが届いていました。
こちらから話しかける前から、メモリがオンになっていることがわかります。
続けて「滞留している議題は?」と聞いてみました。

image.png

あとは前回と同じように、出てきた結果の中からすでに完了している議題を伝えます。Teams上のやり取りでも、ちゃんとメモリとして記録されることを確かめられました。

つまずいたポイント・気をつけるポイント

今回いちばんつまずいたのは、Teamsにアプリを入れるところでした。
はじめは、設定パネルにある「Teams 内に表示する」ボタンから入れようとしました。ところが、サインインを3回求められたあと、Teamsではなくブラウザ版のCopilotが開いてしまいました。出てきた画面は白っぽく、追加のボタンも見当たりませんでした。

image.png

そこで.zipをアップロードする方法に切り替えたのですが、さらに2回エラーになりました。原因は次の2つでした。

  1. チャネル追加後に公開し直していなかった
  2. 公開してすぐにアップロードした

最初に「Teams 内に表示する」ボタンから入れられなかったのも、おそらく1つめの原因によるものだと思います。

公開し直してから10分ほど待ってから再度挑戦してみたところ、無事にTeamsに追加できました。
権限の問題だったら自分ではどうしようもなく、管理者に連絡しないといけないところだったので、ほっとしました。

同じことを試す方は、「チャネルを追加したら公開し直す」「公開したら少し待ってからアップロードする」の2つを覚えておくと、私のように遠回りしなくて済むと思います。

まとめ・次にやりたいこと

今回は、「放置議題を見つける係くん」をTeamsに入れて、1対1のチャットで「完了」を伝えられるようにしました。これで、毎朝Teamsで結果を見て、そのままTeamsで完了を伝える流れができました。
まだ気になるところは残っていますが、「放置議題を見つける係くん」の作成はいったんここで区切りにします。

次回は、別の課題を解決する新しいエージェントを作っていこうと思います。

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