開発をする上でPCの速度が速い方がストレスが少ないことは明白
ストレージが速ければOSの起動も大きなデータの入出力も快適になり
大変コスパの良い効率化になる
HDDからSSDにすれば速くなるが
そのあたりをもう少し詳しくみてみる
結果だけ知りたい人は、金があるなら大容量の NVMe M.2のSSDを買えばいいよ!
お金をもう少し節約したければ、下まで読んでね
#物理的なメディアの比較
ハードディスクより速いことは知っていると思うが実測するとすごい違いがある
よくあるHDDだ。SSDと比較すると非常に遅い。。。
SATA接続なので、バスの転送量的には6Gbpsほどある
2.5インチのSSD。当然 SATAである
バスの転送量は6Gbps
##NVMe M.2のSSD
SATAに比べても圧倒的に速い!(が、安物なので高級品よりはかなり遅い)
NVMeが差せるならNVMeを使うべき!
バスの転送量は40Gbps
ちょっと古いSSDなので遅いのもあるが、SATAのSSDより多少遅いがそこまで差がない
バスの転送量は 5Gbps
#SSHD的なテクノロジ
SSDは上記でみたとおり、HDDに比べ2,3桁のオーダーで速い
ただ、HDDにくらべ容量も少なく値段が高い
ので、SSDの速度とHDDの安さを併せ持ったハイブリッドなディスクがある
要はHDDにデータをもち、SSDをキャッシュとして使うようなテクノロジだ
##SSHD
物理的にHDDにSSDがついている
OS問わず使える
SATAしかないので NVMeには速度は劣る
##FusionDrive
MacOS限定のソフトウェアによるハイブリッド
HDDよりは圧倒的に高速にはなるが
SSDと比較するとかなり遅い
##StoreMi
WindowsかつAMD限定のハイブリッド
NVMeの手前の速度まで出る
また、メインメモリをキャッシュに使うと恐ろしい速度がたたき出される
##ISRT
WindowsかつIntel限定のハイブリッド
ただし数年前からマザーボードから機能が削られている
##OptaneMemory
上記ISRTに代わる技術
WindowsかつIntel限定で、OptaneMemoryを装着する必要がある
OptaneMemoryは特殊なSSDで、SSDにくらべキャッシュ性に優れているらしい
SorteMiと同じぐらい、NVMeの手前ぐらいの速度まで出る
#容量による速度
SSDはチップごとに分散して書き込むことが出来るので、チップが多い方が書き込みが速くなる
= 基本的に容量の多いSSDの方が書き込みが速い
また、容量が多い方が書き込み寿命も長くなるため
お金に余裕があれば、容量が大きい方が良い
#まとめ
大容量のNVMe SSDが最も速い
デスクトップならOptaneMemoryやStoreMiでハイブリッドにしても十分
外付けUSB3.0でも十分な速度が出るので、ノートPCの容量足りない時にはそれでいい
M.2 NVMe SSD to USB3.1 Gen.2 という化け物外付けSSDもあるので高速な外付け欲しければどうぞ・・