#そのまえに
エンジニアの金額のまえに 東京の最低賃金のお話
東京の最低賃金は時給985円
月160時間として 月15万7600円
これは基本的に 特別な技術がなくても出来る仕事
マッサージを受けるとしたら だいたい10分1000円。時給で6000円になる
マッサージ師の場合はそこからお店や機材の費用が引かれて時給は2000円ぐらいが多いときくが
特殊な能力には人は時給6000円をはらう
時給6000円で160時間だと 月96万円
マッサージ師とエンジニアの能力の特殊性にかんしては単純比較できないが
ある程度の能力を有した技術者なら マッサージ師以上の特殊能力だと思われる
もちろん マッサージ師にもカリスマはいるが そういうのは例外
#エンジニアの最高金額
エンジニアでも月100万オーバーはけっこういる
技術力が高ければ120万ぐらいまでは十分いける
160万というのもいなくもない
それ以上を狙うには、有名なOSSのコミッターだとか、コミュニティ運営してたりで
他のエンジニアを呼べる存在
アイドルランクになれば それ以上も望めるが、それはもう技術の話ではなくなる
OSSにコミットしたり、エンジニアコミュニティを作る事は 単価アップに直結することは確実だ
が、基本的にはエンジニアでは120万程度が限界だと考えていいだろう
純粋な技術力では120万ぐらいがこの日本では限界
夢がない
#外資系や一部の会社にいく
外資系は一般的にエンジニアに対してお金を出すところが多い
#フリーランスになる
よくフリーランスになれば正社員より収入高くなるっていうがどうだろうか?
##常駐(上限120万程度)
まず常駐する場合だが、常駐した場合はやはり上記の120万付近から社内稟議が通らなくなってくる
原因を色々調べたが 会社にもよるが、特に大きな会社だと
給料は権力と密接に関りがあり、事業部の中で最も権力のある事業部長の金額を作業員が超えるとパワーバランスが崩れる
この事を嫌がる人事が多い
となれば その会社の事業部長以下の金額が上限になる
会社次第だが一般的には 100万前後だと思われるので 上記120万ぐらいが限界だ
##持ち帰り(上限なし ただし案件もらうの難しい&小さいことが多い)
いわゆる業務委託で人月ではなく作業内容でお金をもらう
この場合は たいていの場合は金額に上限はないだろう
ただし、大きな案件ほど、IPものなど 持ち帰りが厳しい案件が多い
##複数案件を請ける
週5の勤務では120万ぐらいが限界だが
週2勤務で80万なら通る事もある
やはり表面的に部長の給料を超えないからだろうか。
週2で案件を2つうければ160万になり 120万の壁を超えることが出来るかもしれない
それに持ち帰りを加えれば バランスがうまくとれる
##フリーランスに夢を見すぎている人
社員は素晴らしいと思う
フリーランスだと仕事を自分でとってくる必要もあるし 必ずプロジェクトの穴があり
お金の入らない期間もある
開発の単価がたとえ高くても 結局それらの工数がかかる
また、高いお金をもらうには単価交渉ができることが必須だ
そして 会社と違いフリーランスは基本一人で技術を磨かなければならない
場合によっては 会社よりもスキルアップ出来ない可能性もある
もしフリーランスになりたい人は それらを考慮したほうがいい
#まとめ
エンジニアでは120万程度が限界
有名OSSのコミッター、コミュニティー運営をしていればそれ以上も可能
120万を超えるには
名前を売る(アイドルエンジニア)か、外資にいくか、
持ち帰り案件をうけるか、複数案件を請ける必要がある