LoginSignup
1
6

More than 3 years have passed since last update.

Windows(VisualStudioCode remote WSL)でPythonの開発環境を作る。

Last updated at Posted at 2020-02-16

いちおうYoutubeで動画とともに詳しく解説!

motivation

WindowsPCを再インストールしたので、新たに環境構築を行う事にした
今までPyCharmを使っていたが、出先でMacbookでも開発を行う時にはVSCodeを使っていたので環境統一させたい
なんとなくremote WSLを使ってみたい

ちなみに色々あってWSL2にしている。つまり OSは Windows10 ProのInsiderPreview

Goal

今回のゴールは以前作ったPython Pyramidのサンプルを動かすところまで
https://github.com/YukiMiyatake/YukiMiyatakeWorks/tree/prj/Python/Pyramid/main

Pythonの設定

minicondaインストール

PythonにはAnacondaという、Pythonのバージョン管理システムがあるが
Anacondaは機械学習など非常に多くのパッケージが入っているので
最小パッケージしか入ってない Minicondaを使う
もちろん、必要なパッケージは個別にインストール可能だ

https://docs.conda.io/en/latest/miniconda.html
より、Linux用のインストーラーを取得する。
くれぐれもWindows用を使わないこと!!

そして、ダウンロードしたシェルスクリプトを起動しインストールする

VSCodeの設定

VSCodeのインストール

割愛

remoteWSLで開く

通常はWindowsで開かれている。VSCodeの左下の緑の部分に WSLと書かれてない。
なのでremote WSLで開きなおそう
左下の緑の部分をクリックし
Remote-WSL:New Window
を選ぶ。

新しいウインドウが立ち上がるが、左下の緑の部分にWSLの文字があることを確認しよう
そして OpenFolderを選ぶのだが、ShowLocalからフォルダを選ぶとWindowsになってしまうので
WSLでのパスを入力してOKを押そう
デフォルトではCドライブは /mnt/cになっているが、設定をかきかえ /cにしてある
そのあたりは別のQiitaに書いた

Terminalから pythonやcondaと入力して、先ほどインストールされたものが表示されることを確認しよう

各種プラグインを入れる

Pythonのスニペット等必要なものを入れよう

setup.py

必要なパッケージをインストール

$ python setup.py develop

コマンドライン実行

まずはコマンドラインより、実行しブラウザで確認する

$ pserve development.ini

VSCodeからDebugで立ち上げる

launch.jsonを設定します

{
    "version": "0.2.0",
    "configurations": [

        {
            "name": "Python: Testapp",
            "type": "python",
            "request": "launch",
            "module": "pyramid.scripts.pserve",
            "args": [
                "${workspaceFolder}/development.ini"
            ],
            "pyramid": true,
            "jinja": true
        }
    ]
}

ブレークポイントをおいてデバッグ実行して止まればOK

Linterの設定

Pylintは厳しすぎるので、flake8を使うことにする
ただしflake8は自動で直してくれないのでオートフォーマッタにblackを使う

condaあるいはpipで、flake8とblackをインストール

Preferenceで、Linterの設定をしていく

flake8は79文字で改行を指摘してくるがblackは88行で改行を行う
そのため、80~88文字だとflake8の指摘が残るため
flake8の設定を88文字改行にする

Preferenceから flake8の引数を設定していこう

ファイル保存時にblackでフォーマットする設定にしたのでそれを確かめる

UnitTest

今回はunittest.pyを使う

まずはコマンドラインからunittestが叩けることを確認する

しかしこのままではテストをデバッグ実行できないのでVSCodeで設定を行う

コマンドパレット(Ctrl+Shif+P)より、単体テストの設定を行う
ここを適切に設定したのち、コマンドパレットからテスト実行をすると
Testメニューに結果が出る
今回はテスト失敗が2個出た

メニューから再テストも行えるし、ブレークポイントをはりテストをデバッグすることも可能

以上、Windowsの VisualStudioCode remote WSLでPythonの開発環境を作るメモでした

1
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
6