2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

なぜClaude Codeを受託開発に投入したのか — 2人チームの生産性戦略

2
Last updated at Posted at 2026-04-09

この記事は playpark Blog からの転載です。


この記事で分かること

  • 2人チームが受託開発にClaude Codeを投入した背景と判断基準
  • 並列開発ワークフローの設計思想
  • AIコーディング支援を受託開発で使う際の線引き

背景: 手が足りない、でも納期は動かない

2人チームで採用管理システムの受託開発を請けた。仕様は固まっていたが、実装・テスト・レビュー・パフォーマンス最適化まで含めると、通常なら2-3週間の工数。納期は1週間。

「人を増やす」は現実的ではなかった。採用コスト・オンボーディング期間を考えると、短期の受託案件にはフィットしない。

そこで検討したのが、Claude Codeを「開発プロセス全体を加速するペアプロ相手」として投入するアプローチだった。

仮説

  • 仮説1: ファイル依存が独立したタスクに分解すれば、worktreeで真の並列実装が可能
  • 仮説2: コードレビュー・テスト生成をClaude Codeに任せることで、品質を妥協せずに速度を出せる

検証設計

項目 内容
検証対象 採用管理システムの受託開発(Next.js + Prisma + Neon)
測定方法 PR数・コミット数・テストカバレッジ・パフォーマンス指標
成功基準 1週間以内に納品、テスト・パフォーマンス改善を含む

ワークフロー設計

Issue → Claude Codeで並列タスク分解
  ↓
Git worktreeで作業ディレクトリを分離
  ↓
各worktreeでClaude Codeが並列実装
  ↓
マージブランチで統合 + レビュー

worktreeを選んだ理由は、ブランチ切り替えでは作業ディレクトリが1つのままでシリアル実行になるため。物理的にディレクトリを分離することで、各Claude Codeセッションが干渉せずに動ける。

結果

仮説 結果 判定
並列実装で速度が出る 1Issue = 設計〜PR完了まで約2時間
品質を妥協しない テスト20ファイル、パフォーマンス改善4件完了

5日間で48PR、80コミット超。テストカバレッジを維持しながらパフォーマンス最適化(バンドルサイズ190MB削減、セッション応答383ms → 100ms以下)も完了した。

ただし、すべてがスムーズだったわけではない。ビジネスロジックの判断(招待制 vs オープン登録など)やセキュリティ周りの認証コードは、Claude Codeの出力をそのまま使わず人間がレビュー・修正した。

結論: どう判断すべきか

Claude Codeを受託開発に投入する判断基準として、以下が見えてきた。

向いているケース:

  • 仕様が明確で、ファイル単位で独立したタスクに分解できる
  • テスト・レビュー・リファクタリングなど「やるべきだが時間がない」作業が多い
  • CLAUDE.mdなどコンテキスト情報を整備できる

向いていないケース:

  • 要件が曖昧で、対話しながら固めていく初期フェーズ
  • ビジネスドメインの深い理解が必要な設計判断

さらに深掘りしたい方へ

この記事ではClaude Codeを受託開発に投入した背景と判断基準を解説しました。

:page_facing_up: 【Claude Code】受託開発を1週間で完了させた開発プロセスの全貌 ではさらに:

  • 5日間の開発タイムラインとフェーズごとの詳細な作業内容
  • コードレビュー・テスト生成・パフォーマンス最適化の具体的な手法
  • 半年間の実案件運用で見えたうまくいくパターンと注意点

playpark について

playpark LLC - 業務自動化・AI活用・Web開発

:link: お問い合わせ | ブログ

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?