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Windows10にHyper-VでUbuntu仮想マシンを構築

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はじめに

最近、会社のパソコンでHyper-vを使用して仮想マシンを構築したので、自分のパソコンでも構築したいと思い、
自分用メモレベル程度で投稿します。

Hyper-Vの有効化

「Win + I」→ 「アプリ」 → 「アプリと設定画面」 → 「プログラムと機能(右の方にあります)」 →

→ 「Windowsの機能の有効化または無効化」 → Hyper-Vの項目にチェックをつけます
image.png

Ubuntuのisoイメージをダウンロード

http://releases.ubuntu.com/
上記のサイトから最新のUbuntuのバージョンのDesktop Imageをダウンロードしてください。

仮想マシンの作成

1.Windows管理ツールからHyper-Vを起動してください。

image.png

2.起動後、左上のHyper-Vマネージャー→PC名を右クリックし、新規→仮想マシンを選択、仮想マシンの新規作成ウィザードを起動してください。

image.png

※Hyper-Vに自分のPC名が表示されていない場合は...

https://qiita.com/Mocel/items/3fc3a212cb8d2a802879
上記のURLの手順説明が分かりやすいため、手順に従い、PC名を表示させてください。

3.ウィザードが表示されたら、表示内容に従って必要な設定を行っていきます

・開始する前に

→「次へ」でOK

・名前と場所の指定

→名前は区別がつくような名前(仮想マシンのOS名など)を好きにいれてください
場所はデフォルトで指定されているため、必要がなければそのままでよいです。

・世代の指定

→第2世代を選択。Ubuntu16.04の64bit版は第2世代に対応していますが、それ以外のOS、バージョンを入れる場合は確認が必要です。

・メモリの割り当て

→必要なメモリを割り当てます。Ubuntu16.04の推奨メモリは2GBらしいので私は2GBで設定します。
「この仮想マシンに動的メモリを使用します。」にチェックを入れると、仮想マシンのメモリ要求に応じてメモリを割り当ててくれますが、容量不足にならないよう注意が必要です。

・ネットワークの構成

→後で変更しますが、とりあえず「Default Switch」を選択してください。

・仮想ハードディスクの接続

→「仮想ハードディスクを作成する」を選択します。サイズは可変なので任意の値を指定してください。

・インストールオプション

→ブートイメージファイルからOSをインストールするを選択し、イメージファイルとしてダウンロードしたisoファイルを指定します。

・要約

設定した内容が表示されますので、問題なければ完了をクリックしてください。
image.png

4.仮想マシンの追加設定

仮想マシン作成が終了した後、起動する前に追加でいくつか設定が必要なので、設定します。

・セキュアブートの無効化

Hyper-Vマネージャー上で、作成した仮想マシン名をクリックし、右クリック→設定を選択すると、Ubuntu 16.04の設定画面が表示されます。
左側のリストから「セキュリティ」を選択し、「セキュアブートを有効にする」のチェックを外して無効化します。
image.png

・動的メモリの無効化

仮想マシン設定画面の左側のリストから「メモリ」を選択します。
「動的メモリを有効にする」のチェックを外してください。
image.png

・インターネット接続設定

仮想マシン(Ubuntu)上でも物理マシン(Windows10)で接続している無線LANに接続できるようにするための設定を行います。

Hyper-Vマネージャーの右側にある「仮想スイッチマネージャー」をクリック

aaaaaa (2).png

「新しい仮想ネットワークスイッチ」で「外部」を選択し「仮想スイッチの作成」をクリック

image.png

作成した仮想スイッチの名前を入力し、使用するネットワークアダプタを選択して「OK」をクリック

このとき、「管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプターの共有を許可する」に必ずチェックを付けておきます
image.png

仮想スイッチの作成後、仮想マシンの設定画面をから作成した仮想スイッチを選択

「ネットワークアダプター」をクリックし、作成した仮想スイッチを選択して「OK」をクリック
image.png

自動チェックポイントの無効化

仮想マシンの設定画面を開き、「チェックポイント」をクリック
「自動チェックポイントを使用する」のチェックを外して「OK」をクリック
image.png

5.仮想マシンの起動、Ubuntuのインストール

上記の設定を終えた仮想マシンを右クリックして「接続」をクリックすると仮想マシンの画面にアクセスできます
Hyper-Vマネージャーか仮想マシンの画面のどちらかで「起動」をクリックすれば起動します
image.png
仮想マシンを起動するとUbuntuのインストーラの起動確認が表示されるので、
インストーラを選択し、適宜質問に回答してインストールを進めます(質問の回答はデフォルトでもOKです。Enter連打)
インストールが完了したら、設定したIDとパスワードでログインできることを確認します。

6.ssh接続設定

外部から、Teratermなどでssh接続ができるように設定します。
仮想マシンの画面上で右クリックし、「端末」を開きます。

ポート開放

$sudo ufw allow 22
$sudo ufw reload

openssh-serverのインストール(※ファイアーウォールが起動してないと表示される場合に実行してください)

$sudo apt-get install openssh-server

ssh接続に使用するIPアドレスの確認

画面右上の矢印のマークをクリックし、「接続情報」からIPアドレスを確認することができます。
image.png
無事にssh接続できれば設定完了です。

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